2019年04月05日(金) |
死にたいってサ其の参。 |
うつ病で統合失調症で解離性同一性障害の某突起名に、
「まだ死にたい感じ。」と言う、うつ初心者のうちの母。
今日は前回の母の飛び込み通院の次の通常診察の日。
「こんなに死にたいことは人生初めて!」という母に、
すでにうつの診断から15年ほど経っており、
そういう経験が何度もある身としては、
そういう波に揉まれたりして、やっと慢性のうつ病というか、
マイナスの症状に自分が振り回されるのがうつなんですよねぇ。
S浦先生は、「いけないのは睡眠不足と希死念慮。」という
ポリシーの持ち主なので、母の薬はドーン!と、倍に増え、
「○○さん、お母さんの薬の管理してやってね。」とのこと。
「まだまだ全然、薬も出せるし、通院してきてくれれば話くらい聞くし。」
「○○さんも精神ヤバくなったらすぐ来てね。
精神を患ってるのに家族の介護とか絶対に負荷がかかるから。」
「まあ、ちょっと愚痴を言いたい時に言えるケア・ハウスを 見つけてありますんで、ちょっとした愚痴はそっちで解消しようかと。
何か、なんでもしてていいハウスみたいなんで。」
「自分で見つけちゃった?○○さんは結構行動派なんだねえ。」
「そうですね、思った時にやらないと気が済まないと言いますか。」
「あの、か弱かった○○さんから成長したねぇ。」
「体重は此処に通い始めた頃の1.5倍ですしね(笑)」
「ああ〜、それは良かったねぇ。
通い始めの○○さんって、触ると折れちゃうみたいな スレンダーだったもんね。あそこまで戻れとは言わない(笑)」
「ところで母なんですけど、もしかしたら私がうつが酷かった頃、
してもらったら点滴がキマるかもなんですけど・・・。」
「うん、でもまあ、お母さんはまだ薬で対処できるでしょ。
お母さんは薬に関してはちょっと怖いしね。 本来はこんな言い方をしてはいけないけど、
○○さんが居るからね。」
「では、薬は倍に、三週間様子見ですね。」
「ちょっと待った、○○さんの診察がまだなんだけど(笑)」
「あ、そうでした。」
「で、どう?」
「あ〜〜〜〜〜。
死にたいので、あちこちに助け求めてます。」
「首は切らなくなるだけ成長してるね。」
「成長・・・。」
「普通の人だったら発狂してるような環境で、
プラスでプラスでって努力していて、
それでさらにケア・ハウスまで見つけてきて。」
「まあ、しゃべることで発散するみたいなんで。
話を聞いてほしいので、聞き手が不足してますね。」
「うん・・・うん。」
「そういえば先生、母を早く診てもらうっていうのもなんですけど、
次回の通院、祝日にかぶってますよね?」
「そ・・・うだね。じゃあ、3週分出します〜。
お母さんは大丈夫だよ。山ほど薬も出すし。
逃げたかったら、例のケア・ハウスに逃げ込めば。」
「結局、○○さんの診察じゃなくなっちゃってごめんね。」
「や、死にたい・金無い、以外に特に悩み無いんで。」
「○○さんは薬も全部限界までだしてるからなぁ。」
「そう、後は気の持ちよう、みたいな結論になってる(笑)」
「気の持ちようで治る病気なら良いんだけどね〜。」
「骨折が気の持ちようで治るか!って感じですよね(笑)」
「はい、じゃあ、○○さんはいつもどおり。
お母さんは、ドーンと倍にします。
あ、後でお母さんのところに顔出しますね。
お大事にしてください。」
「ありがとうございました〜。」
なんだか、待ち合いが辛くて座っていられない人のためのベッドで
母が横たわっていたので、様子見。
今度は座っていた方が楽なようで、ベッドに座っている。
「薬増やすってさ。
あとでS浦先生くるから、このまま此処にいて。」
「お母さん〜、調子はどうですか〜。」
あくまで平和というか、柔和な態度のS浦先生が登場。
「ひと眠りしていたらしく。」
「うん、眠そうだけど、
まあ、不眠よりはいいですよ。
イライラも収まってきたみたいだし。」
母もベッドまで回診してもらえるとは思っていなかったようで、
感動&興奮。なんか、S浦先生リスペクトなんだよね〜、母。
一番つらい時期かもしれないと思う時期だから、
お薬増やしたからまた娘さんの知恵を借りてでも、
一番安定するにはどの飲み方がいいのか模索してみてください、と、
言い残して、ベッドのカーテンの向こうに。
まあ、調剤もいつもどおり、母の調剤の説明は私が聞く。
母はその間、車の中でボヘ〜っとな。
調剤薬局の中に入ると居心地が悪いそうで。
確かに待ち合いが狭くて居心地悪いですけどね。
家に帰ったらふたりともばったり。
母に一言、「死にたい?」と、声をかけると、
「お腹が空いた・・・。」とのこと。
血糖値下がり過ぎかな?
まあ、まあ、「死にたい」が消えただけ良かった。
私の目標達成?(笑)
・・・と、雪平鍋にご飯を入れて、柔らかくして、
ガラスープとコショウで調味して、
最後にあらかじめ溶いてあった卵液をお鍋になるべく細く入れる。
そして一気に火の勢いを最強にして、ふわふわたまご粥が出来上がり。
なーんか、確かにおさんどんが仕事なのだけれど、
通院の日って疲れるんだよ〜(TT。
それでは、色々用事がありますので、こなせたらアデュー!
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