自言自語
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2002年08月03日(土) 八月の唄

太陽が垂直に僕を見下ろす
溶けていく身体
流れる汗を拭いながら
やっぱり歩くんじゃなかったと後悔をする

青空
入道雲
セミの声

あの夏を思い出す...

どの夏だろう?
思い出の八月は何処にあるんだろう?

あの娘の顔を思い出す
つまずいた石の数を数える
あの娘と交わした会話を思い出す


暑い...

止せばいいのに遠回りをした
川沿いを行く
風が気持ち良い

あの歌を思い出す
諦めた夢の数を数える
あの娘の好きなあの歌を思い出す

歌う
遠い夏の思い出を


暑き夏は美然りと


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