自言自語
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太陽が垂直に僕を見下ろす 溶けていく身体 流れる汗を拭いながら やっぱり歩くんじゃなかったと後悔をする
青空 入道雲 セミの声
あの夏を思い出す...
どの夏だろう? 思い出の八月は何処にあるんだろう?
あの娘の顔を思い出す つまずいた石の数を数える あの娘と交わした会話を思い出す
暑い...
止せばいいのに遠回りをした 川沿いを行く 風が気持ち良い
あの歌を思い出す 諦めた夢の数を数える あの娘の好きなあの歌を思い出す
歌う 遠い夏の思い出を
暑き夏は美然りと
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