2020年07月24日(金) |
そんなに元の生活に戻りたいかね? |
テレビやラジオやネットなんかで、 「一日も早く元の生活に戻れますように」 みたいなコメントをよく見かけるのだが、本当に皆さんそう思ってらっしゃるんですかね……。 非常事態宣言が解除され、緊張感が無くなってしまって普通に経済活動が再開されているようだが、個人的には残念で仕方無い。 そりゃ生活が懸かっている人々は大変なのだろうけれど、4月5月辺りの自粛生活ってそんなに悪くなかったと、私は思うのだ。 元から引き籠もり気味のお家大好き人間なので、一日中在宅していても苦にならないし、主人が自宅にいても別に平気(というか、主人がいた方が料理やって貰えるので楽)。 外に出なけりゃ顔も洗わないので化粧品も減らないし、服も部屋着で良いので買わずに済む。散在しないからお金が貯まる(ような気がするが計算していない)。 病院に行けば、いつも屯していたジジババ共がごっそりいなくなっていて、すぐに診察して貰えた。 交通量が減ったので、窓を開けても排ガスが気にならない。 海外に目を向ければ、経済活動が停止した中国では青空が見られ、工場が稼働せずに排水が無くなったガンジス川では水質が改善して、沐浴しても肌がヒリヒリしないとインド人が喜び、イタリア・カプリ島の青の洞窟は本当に青く、人の立ち入りが無くなった自然では希少な生き物が繁殖活動をしていて、人間の移動が制限された方が世界は美しくなる事をまざまざと見せ付けられた。 これこそが環境活動家達の求める世界なのではないかと思ったが、何故か彼らの声はとんと聞かなかったのが不思議である。
空港に留め置かれた沢山の飛行機の映像を見て、これでいいんだよなあと思った。 人の移動のなんと無駄な事か。 航空業界は大変らしいけれど、これまでのフライトが多過ぎたのだ。 飛行機が飛ばなければ、無駄に原油を消費する事も無い。産油国は原油が売れなくて大変らしいけれど、限りある地球の資源のためには良い事ではないか。 自動車も交通量が減れば、それだけ事故が減る。修理工場は収入が途絶えて大変らしいが、交通事故で不幸になる人が減ったのは良い事ではないか。 当てにしていた外人観光客が激減して、旅行業界もこれまた大変らしいが、傍若無人な連中がいないのは良い事ではないか。 マナーの問題もだが、防疫の面でも人の流入は困るのだ。 武漢肺炎以前にも、ジカ熱や麻疹などの伝染病が問題になっていたではないか。 なのに日本政府は何の対策も持っていない。五輪特需のために国民の健康を蔑ろにする気満々である。 取り敢えず国会はさっさと都市封鎖と人の移動を禁止出来る法律作ってくれよ! 第2波の真っ最中だというのに、自粛を要請する事しか出来ない緊急事態宣言から何箇月経ったと思ってるんだよ!
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