今年初の子守終了。 出掛ける前は物凄く気が重くて重くて、嫌だ行きたくない……主人が入院したら行かなくて済むのにな、そうだ毒を盛ろうと思い付いた時点で、この精神状態はまずいと自分で気付いた。 そうだこの電車に飛び込めば会社に行かなくて済むんだ!という、鬱状態のサラリーマンみたいだ。 なので、何が嫌なのかを書き出した。 ・行くのが面倒 ・荷造りが面倒 ・今週は大雪だから、雪かきが面倒 ・自分の家でもないのに、掃除や洗濯や買い出しするのが面倒 ・何より、夕食の支度が面倒 こんな訳で、行きたくないの……と主人に見せると、 「夕食なんて、スーパーのお惣菜でも冷凍物でもいいじゃん。雪かきだって、山間部じゃないんだから埋もれて死ぬ訳じゃないし、嫌ならしなくていいじゃん」 と言われて、目から鱗が落ちた。 そうか、嫌ならしなくていいんだ……と思ったら随分気が楽になった。 まあ結局やったんですけどね、雪かき。やるからにはきちんとやらないと気が済まないので完璧に。この性分が悪いんだろうなあと思いつつ。 そして筋肉痛。
甥っ子は2歳と少し。 身長は90cmを超え、あれだけ食べているのに変わらないって、一体どういう事なの……とずっと増えなかった体重も、やっと12kgになった。 保育園からの回収要請もめっきり減って、丈夫に育っているようで何よりだ。 きかんしゃトーマスの主題歌も何となくだが歌えるようになり、日本語版だけでなく英語版も、一緒に歌ってやると何となくだが口遊む。 雪を見るとテンションが上がる。逆にテンションが下がるのが大人である。これが両者の違い。 私が甥っ子を保育園に送り届ける日があったのだが、甥っ子は雪の積もった駐車場に付いた途端、んきゃきゃきゃと歓声を上げながら雪に突っ込んで行った。 雪ズボンじゃないからズボンが濡れちゃうよ……と思ったが、私は車の雪を払いつつ様子を見ながら放っておいたら、案の定数分でべそをかきながら戻って来た。 「ちめたい……」と手を差し出して。 冷たいでしょ、だから雪遊びする時にはちゃんと雪用の装備をしなきゃ駄目だよ、と言い聞かせながら、暫く手を握って温めてやった。
最後の夜は、妹の帰りが遅かったので私が面倒を見たのだが、風呂から上がって寝かし付けようとしたところ、 「ひとり(で寝るから)、(あっちに)いって」と言われた。 わかった、じゃあおやすみ、と甥っ子を布団に入れて、私は洗面所で歯を磨いていたのだが、何やら甥っ子の声がする。 寝室を覗いてみると、甥っ子が布団から這い出ており、私を見て「おちゃ」と言った。 そうか飲み足りなかったか、とお茶の入ったコップを渡すと、甥っ子はこくこく飲んで、私にコップを返した。 じゃあおやすみ、と寝室を出ようとすると、甥っ子が今度は 「いっしょ」と言う。 一緒に寝るの?と訊くと、「うん」と。さっきは一人で寝るって言ったのに……まあ仕方ないか。 添い寝してやると「あちい」と言うので、甥っ子の所だけ掛け布団を剥いでやると、暫くして寝息を立て始めた。 掛布団の代わりに毛布を掛けておいたが、子供ってどうしてあんなに暑がりなのだろう。 というか、年寄りが寒がりなだけなのか。
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