主人の容態は快方に向かい、年内に退院する事が出来た。 とは言え、年末年始は病院内の人手が薄くなるため、よっぽどの重症患者じゃない限り追い出される訳だが、熱も下がり食欲も出るほどに回復したのだから、まずは一安心である。 この数日間はずっと点滴生活でシャワーも浴びられなかったので(血液が凝固しないような器具をして風呂に入る方法もあるらしいが)、帰宅したらまずお風呂。 まだ昼間だし、今じゃなくてもいいよ……と主人は言ったが、私が嫌だったのだ。まず綺麗サッパリして貰わないと。 風呂上がりの主人はスッキリサッパリしていたが、今度は風邪を引いていた。 どうやら湯冷めした模様。
主人にとっては、転んで怪我をしたりズボンに穴を開けたり挙句入院したりと散々な一年だったようだ。 私にとっても、今年は子守に借り出されたために自分の好きな事が思うように捗らず、病気をうつされて寝込んだりと、思い返せば割と酷い一年だった気がする。 それでも命に関わるほどの事は無かったし、宝籤が大当たりするほどの良い事も無かったので、普通の年だったと言えよう。 来年こそ、私の野望が叶いますように!
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