2014年03月16日(日) |
叩き過ぎると壊れるよ |
新しい玩具(文庫本サイズのタブレット)には早速キンドルを入れて貰い、昨年新潮45の11月号に掲載されたという、『「全聾の天才作曲家」佐村河内守は本物か』という評論を買って貰った。 主人には、どんだけゴッチ好きなんだよ……と呆れられたが、面白いじゃん! 見ている分にはな。
ゴッチ会見に続いて、先週は理研会見があった訳だが、こちらはさほど私の興味をそそらない。 毛根再生の夢を裏切られた髪の不自由な人々が怒り狂っているのかと思うほど、ネットでは酷い叩かれっぷりだが、小保方女史の場合、今のところ、嘘か真か判断材料に欠けるのだ。 彼女のこれまでの論文の引用の仕方に問題があった事と、簡単に出来る筈の再現に理研外では誰も成功していないというだけで、嘘吐き呼ばわりするのは余りに性急である。 もし今後再現に成功して、STAP細胞の存在が確実に立証出来た場合、彼女は嫌な思いをした日本を後にして、実験の成果と共に海外に渡ってしまうだろう。 それは国益を損なう事になるため、マスコミやネットの一般人が安易に彼女を非難する今の状態は、非常に宜しくないと私は考える。 理研の会見だったか、専門家が彼女の論文の無断引用について、倫理的に問題であると発言していたが、私に言わせりゃ、万能細胞の研究自体がよっぽど倫理的に問題だよ。
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