天上天下唯我独尊

2013年01月28日(月) 塩梅悪い人達

1箇月経つのにまだ喉が痛いので、梅のど飴を買いに、いつもと違うスーパーに行った。
何故かいつも行く店では、これを置いてくれない。以前はあった気がするんだがなあ。
序でに主人の好きなお菓子も買って、作荷台の横をすり抜けて入り口に向かおうとしたら、正面から見知らぬ男が来た。
一見チンピラのように上下白のスーツに身を包んではいるが、薄汚れていて、何故かズボンのチャックは下まで下りている。
このクソ寒いのに外套も着ず、気持ち悪いとしか言いようの無い造りの顔。関わらない方がキチ。
私はそう判断し、咄嗟に作荷台の反対側から入り口に向かおうとした。
のに、顔を上げると、その男が何故か私の目の前に立っていた。
なに瞬間移動してんだよコイツ。目が合っちまったじゃねーか、気持ち悪いんだよ。
しかも声をかけて来た。
「結婚してるの? あ、してるんだ……」
私の左手の結婚指輪が見えたらしいが、だから何だってんだよ!
お前にゃ1ミクロンどころか1ピコメートルも関係無いだろ!
気安く話しかけんな!

患者かなあ、患者っぽいよなあ。
前にもいたよな、豆腐パックを片っ端から指でぷにぷにする患者。
どうやらあの店は、患者遭遇率が高いらしい。
数少ない徒歩圏内の店だが、もう行きたくない……。
心の中に澱が溜まってどよーんとしてしまったが、帰りに他の店に寄って、お店の人と下らない事で笑ったら、何だかホッとした。

「斯く斯く然々で実に不快な目に遭ったの!ヨシヨシ(=抱っこして頭ナデナデ)して!」
と帰宅した主人に訴えたところ、こんな答えが。
「お仲間だと思われたんじゃないの」
「……何の仲間よ?」
「えっそりゃあ、患者仲間★」
一瞬、主人に対して殺意が湧いた。
患者なんだから、私も無罪放免よね?


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