実家にて。 妹の顔をまじまじと見て、つい 「お前って、本当に面白い顔してるよなあ!」 と言いそうになったが、ぐっと堪えた。 しかし私の視線に気付いた妹に 「何?」 と言われたので、慌てて、 「いや、本当にドビーに似ているなあと思って」 と必死で誤魔化したのに、憤慨する妹。 「酷い! お姉ちゃんってば自分が美人だからって(註:そんな事実は無い)、何その上から目線。 どうせ私なんて、お姉ちゃんと一緒だと『美人姉妹』って言われるのに、単体だとちっともそんな風に褒められないんだよ!」 そして、職場にいる私の同級生Y君に、 「ドビーさんのお姉さんって、美人ですよねえ。いやー本当にお綺麗で」(註:重ねて言うが、そんな事実は無い) と散々姉を褒められた後に、 「でもドビーさんとお姉さんって、似てませんよねえ」 と言われた!という話を、プリプリ怒りながらするのであった。 それはY君が空気読めなさ過ぎだわ……地元に残って公務員とか銀行員やってる奴って、こんなんばっかりだよ(苦笑)。
「まあまあ。いいじゃん、アンタは赤ん坊の頃、散々可愛いって褒められたんだから。きっとあれが一生分だったんだよ(←何気に酷い事を言う鬼姉)。目がくりくりしてて、ホントに可愛かったもんねえ。 ところでお茶が無くなったから、新しいの淹れてよ。お前も怒り過ぎて喉が渇いたろ」 と空の湯飲み茶碗を差し出すと、また妹がプリプリして言った。 「お姉ちゃん、私の事、何だと思ってるの」 「えっ。そりゃ、屋敷しもべ妖精」 決まってるじゃ〜ん☆
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