深夜バスなんて利用するのは若者だけかと思っていたら、今回の関越道ツアーバス事故では、40歳台50歳台の死亡者がいた。 普通の高速バスなら兎も角、その歳で深夜便って凄いな。 私はもう無理だわ。足が浮腫んで靴に入らなくなる……。 何年か前にも、同じような死亡事故があった。 あれも運転手の居眠りが原因で、運転手の弟である16歳のガイドが死んだのだっけ。 あの時も規制緩和は果たして正しかったのか問題になったが、家族経営の会社で死んだのも身内だったからか、そのままその話は消えてしまった。 今回、事故を起こしたバスの運転手は中国からの帰化人だったと、TVでもちらほらと聞かれるようになった。 日本に住んで十何年も経つのに、未だ日本語が不自由で、取り調べも通訳を介して行われているとか。 幾ら中国人相手の商売だからって、稼ぐつもりで日本国籍を取得したのなら、何故ちゃんと日本語を学ばない? もっと勤勉な人達だと思っていたのになあ。 元・中国人かよ!と叩く人もいるけれど、日本の生活保護で暮らしている外国人より、働いているだけずっと偉いよ。 大体これは、誰だって起こし得る事故だったのだから。
高速道路の眠気は、本気でヤバい。 私も経験がある。 午後の高速での帰り道、強烈な眠気に襲われた。 ふんっと振り払っても、すぐに襲い来る睡魔。 ガムを噛もうがひとりリサイタルを開催しようが、全く歯が立たない。 一般道なら兎も角、高速では一瞬の操作ミスが命取りになる。 あと1つで降り口だったが、こりゃ駄目だと思い、降り口すぐ手前のPAに入って車を停めた。 暑い日だったが防犯のために窓を閉めて鍵を掛け、背凭れを倒してエンジンを止め、すぐに眠りに落ちた。
気が付いて目を開けると、フロント硝子越しに知らないおじさんが、心配そうにこちらを覗いていた。 変死体だと思われていたらしい。ごめんねおじさん。 目覚めるのは最悪夜中という事態も覚悟していたが、幸いに陽はまだ落ちていなかったので、夕食の支度に間に合った。 私の場合は特に次の予定が無かったから一服出来たが、時間通りに動かなければならない人だと、そうも行かないのだろうか。 でも、最悪の事態と予定を天秤にかけて考えて欲しいな。
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