| 2012年04月19日(木) |
映画「おっぱいバレー」 |
綾瀬はるか主演、2009年、日本。 1970年代後半の中学校を舞台にした、弱小男子バレー部顧問の若い女性教師(でもバレーは素人)と、エッチな妄想に取り付かれた部員達との、心温まる青春物語である……と言ってしまっていいのだろうか。 無気力な部員達に、勢いで「貴方達が頑張ってくれるなら、先生は何でもする!」と言ってしまい(バカ〜)、部員達に「じゃあ先生のおっぱいを見せて下さい!」とせがまれて困惑する教師。 そっそんなのは駄目!と言ったところで前言撤回させて貰えず、試合に勝ったら見せるという事になってしまう。 おっぱいのためなら俄然張り切って別人のように練習に打ち込む部員達。 教師はそれを見て、頑張って欲しいと思いながらも勝たれては困る……とジレンマに陥るのであった。
余りの馬鹿馬鹿しさに、のっけから大笑い。 綾瀬はるか演じる教師の天然っぷりが素晴らしい。こういうほわ〜んとした役がいいよなあ、彼女は。 しかし私と来たら男子部員達にすっかり感情移入してしまい、綾瀬はるかのおっぱいを一緒になって拝ませて貰うのが楽しみになる始末。残念ながらサービスカットは無かったが。(当たり前だ) それでも素晴らしく楽しかった。この馬鹿馬鹿しい楽しさは「魔法にかけられて」と同類か。こういう映画は大好き! 大道具小道具そして懐かしの挿入歌までも、手抜き感が無くて好印象である。 今はインターネットでエロ動画も見放題だから、こんなファンタジーな中学生はいないんだろうなあ、と私が呟いたら、 幾らこの時代でも、こんな純粋な中学生はいなかったぞ……とは主人の言。そう言えば、この人は同年代なのか。 彼は、こんな可愛い中学生ではなかったようである。まあ想像付くけれど。
そうそう、仲村トオルも良かった。 この人、いつもお堅い怒っている役しか見た事が無く、私は彼の怒る演技が好きではないのだが、この映画で素晴らしい台詞を言ってくれた。 イメージからしてこの人は絶対に口にしないであろう台詞を、しかも親指立てて。そのギャップに爆笑。 「ナイス、おっぱい!」
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