天上天下唯我独尊

2012年02月03日(金) 因果は廻る糸車

おとこのこって 何でできてる?
ビックリマンチョコと仮面ライダースナック
そんなもので できてるよ


費目毎に纏めたり予算を立てたりまでが出来ていないので、家計簿とは言えないが、取り敢えず何に幾ら遣ったかの記録だけは付けるようにしている。(あくまで努力目標)
先月はなるべくタニタ食を心掛けた結果、出費を抑える事が出来た。
やったー! 頑張ったぞ私!
と喜んだのも束の間、いつも通り主人がカードで、趣味のCDやら食べ物やら、色々とお買い物をしていた事が判明。糠喜びであった。
そんなお取り寄せの中の1つが、サンタンドレというチーズ。
外側がふわふわの白黴、中はとろ〜り濃厚クリームで、これがとってもウマー!!
でも私が好きなのは中のクリーム部分。外側も食べられるのだが、こっちはあんまり好きじゃない……。
我が家にとっては高級品なので、ちまっと食べて放置していたら、主人に
「これ、賞味期限が切れる前に食べちゃわないと。シオンも食べていいからね」
と言われたので、お言葉に甘える事にした。

夕食後に、冷蔵庫からサンタンドレの小箱を取り出した主人が、あっと小さい声を上げた。
「どうしたの?」
「シオン……」
じとーっとこちらに視線を送る主人。
「箱が随分軽くなっているけれど、中の見た目が変わらないんでおかしいと思ったんだ。でもこれ、中身が全部刳り貫いてある……」
やっと気付いたか。
「えへへへへ! 中身とっても美味しかったよ、有難うね!」
「酷いよなシオンは。美味しい所を全部独り占めして、亭主には白黴だけかよ。昔、カード欲しさに買った仮面ライダースナックを全部親に食べさせていた子供の頃の僕より酷いよ」
え……
マテマテマテ、幾らひ弱で甘やかされていたとは言え、親にそんな事までさせてたのかよ!
「いや、それは貴方の方が酷いんじゃないの」
「だって子供の頃は食べるとすぐ気持ち悪くなって吐いてたから、仮面ライダーカードは欲しかったけれどスナックまでは食べられなくて、全部親にやってたんだよ。食べ物を捨てるよりいいだろ」
いやあ、どうかなあ……と一寸退く私。
「それでも周りの子供達は、僕の倍ぐらいのカード持ってたんだよ。皆よくあれだけ食べられるよなあ」
と変なところで感心する主人であった。


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