今年は節電の夏!という事で、節電グッズがTVで紹介されていた。 夏といえばエアコン。 エアコンを極力使わずに済むように、家の中の風通しを良くする玄関用網戸が登場していた。 確かに、玄関と対面する窓の両方を開けておくと、風が吹き抜けて気持ち良い。 しかし、番組では言及していなかったが、問題がある。 田舎の一軒家ならそれでいいだろうが、少し都会になると、防犯面が手薄になるのでは。 網戸のロックをかけていたとしても、他人様の財産に手を付けるのなんて何とも思わないのが泥棒だ、簡単に壊して侵入するだろう。 ナイフでも切れない破れない頑丈な網戸なら兎も角、安物だと危険じゃなかろうかと、心配になった。 暑い日中は商業施設などに出掛けて、家のエアコンを使わないようにしようという案も出ていたが、それもまた空き巣の心配がある。 今年の夏は、泥棒にとって稼ぎ時になるのではないだろうか。
さて、我が家でも窓を開けて外の風を入れたいところだが、残念ながらこれが出来ない。 涼しい外の風と一緒に、漏れなくくっさいドブの匂いも入って来るからである。 この時期になると、駅の周辺はどこもこの匂いで充満するので、観光客も寄り付かない。 行政にはなんとかして欲しいと切に願っているのである。 お蔭で夜の、何と寝苦しい事か。 エアコンのタイマーが切れると、暑くて仕方無い。 2時間毎に目を覚ますという細切れの睡眠もまた、頭痛の原因になっているのかも知れない。 ドブの匂いが無ければ、もう少し快適に過ごせるのに……。
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