天上天下唯我独尊

2011年03月16日(水) スーパー堤防は要らない

事業仕分けでスーパー堤防を廃止と判定した蓮舫に、石原慎太郎が文句を付けたらしい。
200年に1度の大災害を前提としたスーパー堤防、今回の大津波で、やはり必要なのではないかと言う声が多く上がっているようだが、私に言わせれば

バッカじゃねーの(嗤)


スーパー堤防なんて無駄無駄。こればっかりは民主党が正しいよ。
この件で民主党を批判している連中は、田老町の惨状を見たのかね?
「津波防災の町」を謳い、高さ10m長さ2.5kmにも及ぶ堤防を作って津波に備えていたのに、この有様。
町ご自慢の堤防を過信して、逃げずに津波に攫われた人も多かったと言う。
スーパー堤防でも同じ事ではないのか。
巨額の血税を投じて巨大な堤防を作った所で、絶対大丈夫とは言えないのだ。
絶対の安全なんて、この世には存在しない。
特に日本は自然災害が多い。
いつ来るか判らないのは、洪水だけではないのだ。
今は景気の問題もあって、だからスーパー堤防を作ろうという人もいるだろう。
公共工事で民間は一時的には潤うかも知れないが、それで本当に良いのか、考えて欲しい。
国にとって本当に大切なのは、スーパー堤防より、教育なのだ。

私がスーパー堤防に反対である理由は、他にもある。
人間が自然を管理しようなんて、おこがましい。人間が生きていられるのは、自然のお蔭でもあるのだ。
自然は、あるがままでいい。あるがままだからいい。
人間は、自分の思い通りに自然の形を変えようとせず、自然に沿うように生きるべきだ。


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