天上天下唯我独尊

2009年12月30日(水) 千差万別

先日、youtubeでラフマニノフの鐘に替わる前奏曲を探した時の感想。

ギレリス:一寸ゆっくり過ぎる

キーシン:速過ぎる。もう少し腰を据えてもいいんじゃないかと。

他にも色々なピアニストの演奏があったので、主人と2人で、聴き比べをしてみた。
私は、テンポはリヒテル、音楽ならアシュケナージがいいと思ったのだが、主人が気に入ったのは、プロコフィエフの演奏だった。
主人曰く、これが1番作曲家の意図を拾っているように聞こえるのだそうだ。
私はびっこ引いてるみたいで嫌だと思ったのだけれど。
それに、他のピアニストはピアノの音でしかないが、プロコフィエフの演奏はオーケストラのように音色を分けて演奏しているから好きなのだとか。
凡人の私にはさっぱりだが、オケ好きの人には、ピアノの独演でもオーケストレーションが大切なようだ。

同じ曲でも演奏者によってかなり違うし、聴く者の好みも十人十色というお話でした。
そしてどこまでも好みが合わない夫婦……。


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