2008年04月22日(火) |
「チーム・バチスタの栄光」 |
古本屋で文庫本を購入。 でもこれ、上下巻に分ける必要ある……? 大した厚さでもないのだから、一冊に纏めればいいのに。 まあ、「グリーン・マイル」よりはましだが。 あれこそ謎だった。 すんごい薄っぺらい文庫本で全6巻って……3冊ずつ上下巻に纏めちゃえばいいのに。
さて、チーム・バチスタ。 面白かった! ただ、医療のド素人には謎解きは不可能かな。 逆に、医者なら解けるんだろうか。 やはり、人物の書き分けがしっかりしている話は面白い。 一晩で読めて、無駄に長過ぎないのもいい。 1つだけ、気になったのは、最後の手紙の形式。 和式縦書きの場合、終わり3行は、(年)月日・差出人・宛て名の順番で書く筈なのだが、宛て名が先に来てしまっている。 編集者は誰もこの辺りを突っ込まなかったんだろうか……気になる。
原作を読んでしまったので、映画版を観る気は失せた。 竹内結子が一体誰の役だったのかは気になるところだが、観たら観たで不満に感じるだろう。 ドラマ「鹿男あをによし」もそうだが、映像化の際に男性の役をわざわざ女性に置き換える必要性を感じない。 寧ろ、話題作りのためとか、男女の役者数のバランスとか、芸能事務所の兼ね合いとか考えて、視聴者としてはげんなりする。 製作サイドは、裏事情を匂わせない配慮をして欲しいものだ。
|