久し振りに、ラジオのカウントダウン番組を聴いて、驚いた。 未だに「千の風になって」がベスト10入りしているとは……そんなにいい曲か?? 悪いが、歌として特にいいとも思わないし、歌声にも魅力を感じない。 歌っている秋川氏は、「鬼のパンツ」でお馴染みの「フニクリ・フニクラ」を歌えば天下一品らしいと小耳に挟んだが、そんなに上手とは思えないのだ。どうにもフツーである。 そして、もう1つ驚いた事が。 「おしりかじり虫」もまた、ベスト10入りしていたのだ……そんなにいい曲か?? 数箇月前、何気なくつけたTVでやっていた「NHKみんなのうた」で初めて聴いた時には、 「何?この変な歌は……。こんなのを流していいの?NHKは」 と呆れたものである。 一方主人は、 「いや、子供というのは、こういう単純な繰り返しと、下品な言葉を好むものだ。子供には案外受けるんじゃないか」 と言っていたが、それが的中した訳である。 そういや、先日スーパーで、 「おしりかじりむし〜!」 と絶叫する餓鬼を見かけた。 普段なら、煩い静かにしろ!と叱る私だが、もしかして本当に流行っているのか!?という衝撃の方が大きくて、口を開けたままその子供を見送ってしまったのだった。
それにしても、どっちの曲も、私にはその良さがわからないのである。 同じ変声装置を使った歌なら、「帰って来たヨッパライ」の方が、ずっとずっと名曲だぞ。
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