天上天下唯我独尊

2007年03月28日(水) 逆しもべ要請

何故だ。
何故、私の引っ越しでもないのに、私があれこれやらねばならんのだ。

愚妹の引っ越しである。
しかし妹の部屋を見渡すと、引っ越し必需品の段ボールが無い。
「あれ? 引っ越し屋さんから段ボール貰っていないの?」
と訊くと、
「荷作りやって貰うコースにしたからいいの〜」
との返事。
じゃあ何故私を呼んだのだ。
卒業式も謝恩会も終わったから、私はもう帰るぞ!と言うと、
「え〜、引っ越し先でも色々と不安だから、お姉ちゃん一緒にいてよ〜」
と泣き付く。
今回だけは手伝ってやる。
借りは初任給で返せよ!

引越し屋さんから貰った冊子を見ながら、
「各種手続きは済んだの? 水道、ガス、電気、電話、郵便」
と妹に訊くと、
「水道とガスと電気は大丈夫。郵便って?」
と首を傾げる。
お前、4年前にも引っ越ししてるだろー!
仕方が無いので、郵便局まで連れて行き、住所変更葉書に記入させた。
「電話は、まだお姉ちゃんの名義だから、どうしようかなと思って」
そうか。妹の固定電話は、私が学生時代に使っていたもので、名義変更をせずにそのまま妹に使わせていたのだった。
「んでね、引っ越したらフレッツって言うの? 光回線にしたいなと思うんだけれど」
NTTに確認すると、名義変更やら加入権譲渡はすぐには出来ないとの事。
仕方ないのでこれは後日やるとして、全てがこんな感じで妹から丸投げされるのである。

手続きの合間に家への土産などを買い、引っ越し前夜にはガスを止められてしまったので、2人で温泉に行く。
しかし遠くて湯冷めしそう。
もっと近場に温泉施設は無いの?と妹に訊いたが、
「わかんな〜い。でもここが1番新しくて綺麗みたいだよ!」
……そうだね、ラーメンの件で懲りずに、またお前に任せたお姉ちゃんの失敗だよ。
引っ越し準備でネットに繋げないのが残念だ。
ネット環境下にあれば、自力で調べられるんだがなあ。
遠いのは不便だが、確かに綺麗でいい施設だった。
しかし、愕然とした。
私のお肌がボロボロ……。
ここ数日の激務(?)で、この3年ほど鳴りを潜めていたアトピーが悪化!
謝恩会でこんなにならなくて良かった〜とは思うものの、やはり恨めしい。
もう気疲れする仕事なんて御免だ。


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