天上天下唯我独尊

2005年12月28日(水) 今年最後の鼻炎

年賀状の準備が全く出来ていないというのに、主人の実家に行く事になった。
本当は日帰りで勘弁して欲しいところだが、私が折れたため、今回は1泊である。

主人の実家は、山の中にある。
初めてここを訪れた時、私は栗鼠を見た。
建物も凄い。
こんな所によく住んでるよなーと思うような家である。
結婚した当初、「シオンさんは昼まで寝ててもいいから、一緒に住もう」と主人の両親は言ったが、主人が完全に防波堤になり、2人の新婚生活をスタートさせるに相応しいアパートを借りてくれたのだった。
本当に主人には感謝している……だって、同居が嫌とか言う以前の問題なのだ。
こんな所に住んだら私、耐えられなくてすぐに逃げ出していたか、気が狂っていたかのどっちかだな。
今回訪問して、その思いを新たにした。
夏ならまだいいが、冬は死にそうに寒い。
隙間風が入り込むというよりも全体的に冷え冷えとして、ストーブを焚いても焚いても寒く、灯油の無駄遣いを促進するような建物なのだ。
「劇的ビフォーアフター」に出て来るお家を見て、こんな家に住んでいる人もいるんだーと思っていたが、そう言えば身近にいたのだっけ。
あの番組に出ても遜色無いほどの酷い建物である。

到着後暫くして、鼻がむずむずする。
……やられた。
そして、くしゃみ、洟、鼻詰まりの雨嵐。
自分の実家のみならず、主人の実家でもアレルギー性鼻炎が出たのだ。
夜になって、いつ洗ったか不明なシーツとこれまたいつ干したのか不明な布団の間に挟まると、症状は更に酷くなった。
これを理由に、もう宿泊は勘弁して欲しい。
主人の両親は優しいし、とてもいい人達なのだが、如何せん環境がなあ……。


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