2005年10月17日(月) |
夢の宮〜竜のみた夢 & 遥けき恋文〜 |
雨です。 秋雨が終わってないのと……台風も影響しているのかなあ? 停滞してた台風は、動き出したみたいですね……こっちの方に……。
今日は朝読みの当番日。 雨で歩いていったので、時間がギリギリになってしまったわ。 読み聞かせするのに、咳が出て困りました。 持参した麦茶をぐびぐび飲んで、短時間で呼吸を整えて。 今日読んだ本は、「あした、えんそく!らんらんらん」と「きつきつぎゅうぎゅう」という本です。 楽しいですよ♪
朝読み後は、11月のステージ(笑)に向けての準備。 道具立てはだいたい何とかなったので、練習に入ります。 私は今年初参加なのですが、例年に比べて準備がはかどっているそうです。 そ…そうなんだ?!
本の話。 買った「夢の宮」シリーズ、2冊とも読了です。
「竜のみた夢」は、表題作ともう1作「眠りの妃」を収録。 正直、「竜のみた夢」の方は、何だかしっくりこなくて、読み終わったあと、首傾げちゃい ました。出だしはドラマティックでしたけどねえ。 もとがコバルトノベル大賞&読者大賞受賞作ですから、素人臭いこなれなさなのかも しれませんが。 「眠りの妃」は、ドラマもロマンも詰め込んだ、幸せな読み心地でした。 悲恋が悪い訳じゃないのですが、悲恋なら悲恋で、気持ちよく泣かせて欲しいですね。
「遥けき恋文」は、生まれながらの許嫁、鸞国の王子と瓻国の王女がやりとりした 手紙を軸に進められます。 50年前に叶わなかった両王家の縁談、同じように輿入れする瓻の王女。 過去と未来が入れ混じって、正直、私は惑わされました。 映画のような、ドラマのような、ハラハラドキドキワクワクの物語でした。
実は上記の2冊、シリーズの最初と最新の本なんです。 何年も間が空いているので、違っても当たり前なのに(継続性が少ないので尚更) 読み心地にあまり差がありませんでした。 どこから読んでも、欲しい読み心地に出会えるのって、嬉しいですよ。
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