絶えることなき命
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うちの部には、通称「破壊ノート」と呼ばれるノートがあります。 何を破壊するのか。 別にノートが暴れ回るわけではありません(当たり前だ)。 バラバラになってしまったノートのことなんです。 ほら、ちょっと使ったんだけど後は全然使わなくて、余った分がもったいないから表紙を取っちゃってメモ用紙として使おう、みたいな。 部の先輩の中にね、お母さんみたいな存在の人がいるんです。 その「破壊ノート」を作ったのは、その先輩らしいのですが。 実際に製作現場にいた人の目撃証言によると、彼女はいきなりそのノートをビリビリっと裂き始めたらしいんですね。 その場に居合わせた人間が「ええっ!?」と驚いていると、彼女は一言こう言ったそうです。
「破壊なくして創造なし!!」
お母さん、カッコイイっす(笑)。 かくしてその日より、かのノートは「破壊ノート」と呼び名を改められ、その創造者である先輩は「破壊王」と命名されました。 でもその先輩も4回生なので来年卒業なんですよね。 寂しいなあ…。
卒業といえば、卒論。 うちの学校でも4回生が構内駆けずり回ってます。 被験者探しに。 私もしっかり協力させられましたけどね。 被験者が足りないと、手当たり次第に声を掛けまくって協力を仰いでいたTさん。 今日、卒論の進み具合を尋ねてみました。
私「Tさん、どうですか、卒論の進み具合は?」 Tさん「なんとか被験者は目標人数以上集まったよ」 私「締め切り、いつ?」 Tさん「一ヵ月後…」 私「…あとは、データを分析して、書くだけ?」 Tさん「そう。2週間で分析やって、2週間で書いて見直しして、ギリギリ提出!」
卒論ってそんなに簡単に書けるものなのか?
何はともあれ無事卒業してもらいたいものです。
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