絶えることなき命
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2003年07月30日(水) 夢、ユメ、ゆめ。


本人が覚えているか覚えていないかってだけで、人間は必ず夢を見るそうです。
まあ私にも記憶に残る衝撃的な夢も数々あるわけなのですが。
その中でも、私は色々な目に遭いました。
どういうわけかそれぞれの通路に門がついている倉庫街で、それがガシャンガシャンと次々に閉まり行く中、親戚のおばさんに追いかけられついには殺されて山中に遺体を放置されるという残忍な殺人事件。しかも遺体は鎖で木の幹に繋がれていた。そしてこの夢を二度見た。
親の血でこの手を染めたこともありました。
そして、スズランに追いかけられたこともあった。
そう、あの、白い小さな花を咲かせる「スズラン」。
私を追いかけ回したスズランはスズランなんて可愛い名前をつけることに罪悪感さえも感じるような巨大なものでしたがね。

高さ約3メートル、茎の直径約50センチ、頭上に並ぶ白い花はお寺の鐘の大きさ。それが100本ほど束になって、タコのように足先(?)をくねらせながら追いかけてくる。
おまけに、その茎を束ねているのはピンクのリボン。
おっきなチョウチョ結びでお洒落した巨大スズランは、頭上でリンリンリンリン大合奏をしながら道をひた走る。
路上駐車の車を巻き込み何故か突然現れたヒグマを跳ね飛ばし、目指すは前方を一心不乱に走り続けるこの私。
恐怖のあまり涙目になった状態で後ろを振り返れば、ぼやけた視界に写るのは白と緑とピンクのお化け。
やはり頭が重いのか、ソレが通った後には転々と釣鐘大の白い花が落ちている。

始めは50メートルぐらいの差を保ち続けていた私とお化けの距離もだんだんと縮まって行き、危うく足に巻き込まれそうになったときに目が覚めました。
このまま目が覚めなかったらどんな結末を迎えていたのか。
気にならなかったと言ったら嘘になる(笑)。


美蘭 |HomePage

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