日々是迷々之記
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今日は5時に起きて、青春18きっぷの旅に出た。目的地は香川県。大阪から鈍行列車を乗り継いで、寄り道をしなければ4時間くらいで到着する。
4時間て!って普通の感覚だと長いと思う。が、そのゆっくりさが私にはぴったりだった。大阪を出て、兵庫県の真ん中(姫路くらい)まではうとうと眠りながら。それから目を覚まし、田んぼの景色を見たりしてぼんやりすごす。岡山駅からは四国に渡るため、快速に乗ったが、本州最後の駅でとなりの鈍行列車に飛びのった。そっちのほうが列車が古かったからだ。
4両編成でがらすきだった。窓が開くタイプで、しかも駅に着いてもドアは開かず、降りたい人が自分で開ける。何だか楽しい。
四国最初の駅で一応降りた。目的地は高松駅周辺だったので乗り換えようと思ったのだ。乗り換え時間が30分。駅の回りを散策しようと外に出たら、いい雰囲気だった。入道雲がもくもくしていて、でも、日陰は涼しい。大阪の邪悪な暑さとはちょっと違う。結局、駅の周辺地図を見て、さぬきうどんの店に片道30分てくてく歩いて行ってきた。
お店の人は、「よく歩いて来られましたね。」とよく冷房のあたる、景色のよい席を教えてくれた。私はそこで大根おろしの乗っかったぶっかけうどんと天ぷらを2種類食べた。高校野球を見ながら、うどんを食べ、私はとても充実感があった。帰りも同じ道を歩き、高松まで再び鈍行列車に乗り、今度は高松からフェリーで本州に渡り、帰ってきた。全部で14時間ほどかかったようだ。
行き当たりばったりで電車に乗ったり、降りたくなったら降りたり、という些細な非日常がとても心地よかった。毎日、ほぼ同じ道を同じ時間に走り、かわりばえのしない仕事をする毎日。私の神経は5ヶ月たった今でも麻痺することなく、脱線するチャンスをうかがっている。
あと青春18きっぷは4回分。9月10日まで使えるので、またどこかに行こうと思う。
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