日々是迷々之記
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最近日記を書いていなかった。ネタがないのが一番で、マックを起動するのも億劫だった。むっちゃまずいイタリアンレストランで食事をしたこととか、派遣の仕事が来年まで延長になりそうとか、自分の中でそれなりにニュースはあったのだが、どうも書く気にならない。
というのもゴールデンウィーク前のだんなさんのアパートが火事になったことが未だに尾を引いていたんである。寝たばこで火を出した青年(20歳過ぎ)は、その後もたばこをやめていなかったそうだ。火事を消し止めた後の大家さん、他の住人との話し合いの場でも口では申し訳ないといいながらたばこに手が伸びる。
「そいつまだ住んでるん?そこに。」と私が聞くと、実家に一時帰宅しているとのこと。今で火事から1か月以上が立つが、未だに電話もテレビも復旧していないアパートにその火事を出した男以外は住んでいる。引っ越せばいいのにと言ったら、近所にアパートの空きがないので引っ越せないのだそうな。うむむ。
結局、被害が一番大きかったのはうちで、20歳過ぎの青年には荷が大きすぎたようで青年の雇い主の会社が弁護士をつけてきた。弁護士も商売である。ダンナさんに「寝たばこは重過失にあたらないから免責。だから何も補償しない。」と言ってきたそうだ。そこでそれを鵜呑みにするようなキャラではないので、署名捺印のある念書(火事直後に書かせたそうだ)を突きつけたら黙り込んでいたとのことだった。
その後、会社の食堂でその寝たばこ青年とすれちがったそうだ。こっちが目を見ようとすると下を向くらしい。
うちの実質的な被害は車の外装を交換することと、塗装をしなおすことで、売るときに事故車扱いになってしまうことくらいだが、そもそも廃車になるまで乗るつもりで買った車なので別にかまわない。が、しかし、相手の青年は大変だと思う。
会社に泣きついて弁護士を雇ってもらうわけだから、当然会社に借りができる。大家さん側も弁護士を入れたそうなので、それなりに長引くだろう。寝たばこ→火事→会社に借り→職業選択の自由なし→借金は延々、となるとまだまだ長い人生にでっかい足かせを付けられた気分にはならないだろうか。全焼したわけではないので、自己破産が認められるような金額でもまたない。
つきあっている彼に借金があることがわかりました、といってマリッジブルーに陥るような女性がいる。(参考記事)それが奨学金だというから驚きだ。「奨学金=借金」というとらえ方をするのも殺伐として嫌な話だが、それほどまでに世の中はシビアだ。
火事を出した青年はぱっと見イケメン君(自分の日記でこんな言葉を使うとは思わなかった)だが、自分の生き方を考え直した方がいいのではないか。社会人になっているのに、火事の翌日に田舎からご両親が飛んで出てきたというから開いた口がふさがらない。たばこなんて吸ってる場合じゃないやろ。
というわけで、いろいろと他人の人生について考えたこの一ヶ月だった。(うわーオチがないよ。)
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