日々是迷々之記
目次


2003年09月05日(金) 外注の限界

今日は単発の仕事で某企業に行って来た。仕事内容は雇用契約書の日英翻訳。私はハイハイという感じでネットで一般的な雇用契約書のフォームをゲット。その業界用語を調べて、下調べは完了。準備万端だった。

が、しかし、翻訳するのは「雇用契約書」ではなく「業務提携契約仕様書」だった。全然違うやんけ!しかも、その契約書を持って、すぐアメリカの企業に行くらしい。おいおい、責任重大やんけ…。

派遣会社の担当者も、派遣先の担当者も全然英語が出来ないみたいだったので仕方ないかもしれないが、それだったら派遣にやらさずに、弁護士に頼んだ方がいいんではないの?と思った。

でも、ここでいい仕事をすればレギュラーで翻訳の仕事が出来るかもしれないと感じた私は脳みそフルパワー全開で仕事をした。幸い、以前退院後のブラッシュアップで行っていた、特許翻訳の学校で習った例文がかなり使えたのでほっとした。言い回しだけ見たらかなりプロっぽい仕上がりになったと思う。

終了10分前くらいに派遣先担当者がやってきたので、大まかなところを説明した。元号表記を西暦に直したこと、通貨表記を統一したこと、等を告げた。が、しかしテキはワケの分かんないことを言ってきた。

「これって主語を逆にしてるのは何でですか?」と一段落を指し示している。その部分というのは主語がだらだらと長く、述語が何行にも渡っている日本語で書かれており、理路整然さを求められる英語圏での契約書には使えない感じだったのだ。

ということで、主文を書き、「これこれを〜の内容とする。」って感じでセミコロンで複数の名詞節をぶら下げる形で書いたのだ。(この辺の説明はややこしいですね。すみません。日本語的な文書のつながりってそのまま英語にしても意味がわかりにくくなるから、同じ内容で箇条書き風にしたってことです。(^_^;)

それを担当者に告げると、「はぁ、そうなんですか。僕英語わかんないんですよね。でもこれって外人が読んだら分かるんですよね。じゃあいいです。」と来た。

おまえ、厨房か?と言いそうになった。元々の日本語原稿もひどかったし。ローマ字部分が全角と半角が混在し、甲が○○社って宣言しているくせに本文では○○社の工場にすり替わったりしててかなり素人くさい。まぁ、どうでもええけどさ。

結局目の前の小銭をけちりたい一心で派遣にやらしてるだろうけど、こういう重大な書類を丸投げでやらせて、しかも担当者は英語が分からないってどんなもんかと思うよ。あたしゃ。

そんなこんなで派遣の仕事はやればやるほど、くらい気持ちになってしまう。とほほほほ。


nao-zo |MAIL

My追加