日々是迷々之記
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| 2003年01月15日(水) |
ビバ!合格。が、実態は… |
今日はMT免許の修了検定があったのだが、めでたく合格することができた。が、今思うと異常に緊張してしまい、運転中は「ぐぁー!」と叫び、クルマごと金網を突き破って家に帰ってしまいたい気分だった。実は緊張の余り、普段ではあり得ない失態を晒してしまったのだ。
はじめは順調だった。S字もクランクも余裕。で、方向転換である。ここで問題が発生した。なんと、その路上に大量のフェニックスの枝が落ちているのである。横では植木屋さんがコース内のフェニックスを剪定しているのである。しかも、二人組の植木屋さんが脚立をえっさほいさと私の検定中のクルマの前をゆっくりと横切るではないか。…。とりあえずクラッチを踏んで待機する私。教官も無言だ。
こんな場合どうすれば良いのか。もうちょっと前に出ないと切り返しながらバックするのに十分な距離があるとは思えなかったので、無理矢理やるとまず失敗するだろう。実際に外で運転しているときなら、窓から顔を出して「にいちゃん、ちょっとのいて。」と言えば済むことだが、検定中にそれをやるのもどうかと思うし。結局その状況に気が付いた職員の人が植木屋さんに脚立やフェニックスの枝を片づけるように指示をしてくれた。この間、何分あっただろうか。基本的に教習中は停止時にニュートラルに入れてはいけないので、私はずっとクラッチを踏んでいた。だ、だるい…。
次の失態は指示速度(30km/h)を出すところで起きた。コースレイアウトの関係でここはセカンドでゆき、指示速度が出たらすかさずポンピングブレーキで減速、クラッチを踏んでローに落とすという段取りだ。30キロ出して、ブレーキをかけて、クラッチを踏んで…。ここまでは良かった。シフトノブに左手を伸ばすと火花が散った。「バチン!」「うぐぅ!」私は静電気体質なのだ。シフトノブに手を触れた瞬間に離してしまったので、ローに入らずニュートラルになってしまった。いかん!私はクラッチを踏み、どうにかローに入れた。はぁ。
しかし一息ついているヒマはない。目前に発着地点が迫っている。ルームミラーで確認、ウィンカーを出して、目視で安全確認だ。う、今ルームミラーを確認すべき場所を一瞬過ぎてしまった。あ、いかん、いかん。助けてくれ誰か〜。地獄のような思いで発着地点に停車させた。サイドブレーキを引いて、リバースに入れ、ルームミラーで後ろを確認してからブレーキから足を離し、キーをオフにして、シートベルトを外す。で、後ろから何も来ないことを確認してドアを開ける。だが、ここで問題発生。窓でアタマを打ってしまったのだ。しかも「どこっ。」と鈍い音がクルマの中に響いている。
言い訳をするわけではないが、教習車はいつも窓が開いている。それは踏切で窓を開けるし、横を確認するときなどにめんどくさいから開けているようだったのだ。(もちろんパワーウィンドウではないし。)が、今日はちらほら雪が舞うような天気だったので、わたしは踏切を越えた後で閉めたのだった。それを忘れていたというわけである。で、窓から顔を出して後ろを確認しようとすればアタマを打つのは当たり前である。
ああ、もうあたしゃだめだよ…。と失意を抱えて待合室へ戻った。
が、なんと合格していたのである。よく分からないが、「静電気でびびってチェンジ失敗。閉まった窓にアタマをぶつけていた。」とは不合格の理由に書きにくかったんだと思う。が、合格には変わりない。これで晴れて我が家のフォレスターを運転できるのだ。
が、しかし、未だにサードまでしか入れたことのない人間に扱えるシロモノなのかは乗ってみるまでのお楽しみである。
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