日々是迷々之記
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よくわからないうちに寝てしまい、私は大晦日の食べ過ぎで苦しくて目が覚めた。初ハライタである。年越しそばは天ぷらソバなのだ!と主張するダンナさんに対抗して、わたしはたぬきが好きだ!と声高に叫び、結局かきあげとあまいお揚げさんと生卵を載せて大盤振る舞いスタミナ年越しそばを食べたのだ。
そして、うううとうめきつつコタツでぼ〜っとしていた。ダンナさんが起きだし、雑煮の準備をしているのを横目で見つつ、某掲示板をうろうろし、雑煮ができあがることにはどうにか普通の感じに戻っていた。
いただきま〜すと餅を2つ入れた雑煮を食す。鶏ガラでだしを取り、金時人参、大根、三つ葉の入ったもので澄まし汁である。ううう、うまい。即座に替え玉ならぬ、替え餅をした。
そしておせちである。ああいう込み入ったものを作れるわけもなく、今年はサンクス(コンビニ)で注文した。3段重ねで15000円也。食べてみると薄味ですこしづついろいろな物が入っており、なかなかである。これは酒のつまみではないか!と気がついた私たちは、濁り酒を5合ほど飲んだ所で、瓶入り紹興酒を開け、賞味する。ごまめ、クルミの飴がらめ、などでがんがん進んで行く。
そこでダンナさんはスモーカーをセッティングしだし、豚バラ固まりに塩とスパイスをすりこんで投入、シシャモ、チーズ、うずらのゆで卵も加えた。リンゴのウッドチップに火を付けベランダに出し、ゆっくりと映画を見ながらスモークを待つ。
そして約2時間半ほどして、スモークが出来た。そこからはバーボンに替えて晩ご飯だ。まず、豚バラを賞味する。余計な脂は落ちており、残った脂はとろとろでうまい。そして、侮れないのはシシャモだ。8匹100円でこの実力!そしてうずらタマゴ。よくコンビニおつまみで薫製にしたものを売っているが、あんなものはニセモノだぁ!と今なら力強く言うことができる。ほのかな煙の風味。タマゴ薫製は自作に限るのだ。
と、いうように夜も更けてゆき、後で運動がてらコンビニにアイスを買いに行こうと言っていたが、そんなことはとても出来ずに寝てしまった。
しかし、正月といっても普段の酒飲みに高価なおつまみがプラスされただけなのはうちだけなんだろうか?
これからも宜しくです!
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