阿呆的日常 主にJとかプロレスとか。
アホラレツ|キノウ|アシタ
叫ばせて。
松本乱菊が大好きだ!
誰より彼女を愛していることを、ここで改めて宣言するよ。 大好きだよ。好きで好きでたまらないよ。最後の話を書き終えて、さらにあなたを 好きだと思いました。 これからもあなたを愛するために、ワタシはあなたに恋文を綴ることを終えます。
ありがとう、乱菊さん。 そして、乱菊さんを通じて出逢った全ての人たちに、ありがとう。 いただいたお言葉の数々が本当に嬉しくて、うっかり泣いてしまいました。 明日以降、お一人お一人にお返事させていただきます。
乱菊さんの誕生日を、ワタシは一生忘れません。
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お誕生日おめでとう!
そして、乱菊さんお誕生日チャットに参加して下さった皆様、本当にありがとう。 今日一日を、ワタシはどんな日よりも大切に過ごしたいと思います。
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今日はとてもとても大切な日です。 昼はケーキ食べるんだ。夜は酒飲むんだ。そして、愛の最終形態を迎えるんだ。 きっとあちこちでお祝いしてるんだと思う。みんなが乱菊さんへの愛を謳うがいいよ。 たくさんの恋文を書いて、あの人への想いをこれでもかってさらけ出して欲しい。 どんなカタチであれナカミであれ、愛は愛で、想いは想いで、ワタシは自分の愛や想いで いろんな人たちと知り合えたことをとても幸せに感じているし、ワタシの恋文に 共感して下さった方々がいたことを心から嬉しく思う。
乱菊さんのお誕生日を迎えるために、ワタシは1本のお酒の封を切りました。 以前ワタシがお酒好きだからとおみやげで(はるばる空輸で!)いただいたものがあって、 特別な日に飲みたいなぁと思っていたのです。 とても、美味しかった。 パソコンを前に、乱菊さんが大好きな人たちと一緒に飲んでいる気持ちになりました。
今日は、ワタシにとって、サイトを開設した日よりもずっと、大切な日。 あの人がいたワタシの世界は、本当に美しいと思う。
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★日記キリリク(思文さんへ)
「十番隊副隊長着任のお話、お受けします」
目の前の人は、とても不思議そうな顔をしていた。 「受けると」 「はい」 「そうか、そうか……」 そして、とても嬉しそうな顔をした。そんな顔を見るのは初めてで、あたしは思わず 凝視してしまった。いつも強面というか、深く刻まれた皺の奥に表情全てが隠れて いて、どんな感情も辛うじて目の色に映るだけという人なのに。 「どうした」 「いえ、そんなお顔を拝見したことがなかったので」 あたしは正直に答えた。 「ははは。嬉しい時に嬉しい顔をしたらいかんかの」 どうして嬉しいのですかと問いかけようとして、やめた。 簡単に答えは想像できる。今まで副隊長職に就かなかったあたしが、ようやっとその 任に就いたから――だろう。就任要請は何度もあった。けれど、あたしは頑として 頭を縦に振らなかった。それはあたしの中の問題で、とても断る理由として口に出せる ものではない。だからいつも「まだ力不足ですから」と答えていた。総隊長はその答え をいつも黙って頷くだけで、他の人を副隊長に任命していた。 ある意味我侭をあたしは通していたのだ。きっと、その我侭に困っていたに違いない。 「あの、」 「松本」 「はい」 「いい顔になった」 「え……?」 あたしは面食らった。鳩が豆鉄砲を食らったときの顔とは今のあたしのような顔だ。 「迷いが、晴れた顔をしておる」 その言葉にあたしは首を傾げる。 総隊長は何を言い出しているのだろう。迷いが、晴れたなんて。迷いも何も、あたしは そんなもので曇っちゃいない。迷うことなんか何もなく、ただ、自分自身に向けた、 抗えようもない本能が導く意思のせいで、今まで就任を拒んできただけで、それは けして迷いではない。 「怪訝な顔をして。言わねばわからんか」 「……私、迷いなんてものは持ち合わせておりません。むしろ、迷いなんてないから、 私は今まで、副隊長になることを断り続けてきたんです」 総隊長を真っ直ぐ見据え、あたしは言った。 それでも、総隊長は笑っていた。穏やかな笑みを浮かべ、あたしを見ている。 「松本」 「はい」 「その言葉が、自分が迷ってきたという証拠にならんか」 「え……?」 一瞬あたしは眉根を寄せた。 迷うはずなど何もない。 迷ったことなど一度もない。 迷いは弱さを生む。迷ってなどいられないのだ。 迷ってなど。 「自分の、背中が、怖いか」 「そう、たいちょ、う」 穏やかな表情の中、あたしを見透かす視線。 「なぜ怖いのかは問わん。お前は、その背を守るべき人を探すため、彷徨っておった」 ぞくりと震えが走った。 あたしは―― この人は何処までも知らないのに、何処まで知っているのだろうという気になる。 迷ってなどいない。ただ、あたしは背を護る人が欲しかったのだ。ただ、身勝手な 怖さ、それだけのために。 別れることの怖さは、生死に限らず、背を向けた瞬間に思い知らされる。 向かい合っているときはいい。背を向けたときに、それは決定的な事実となるのだ。 だから。 「まるで、地に足がつかぬように」 あの日。 二人暮らしたあの家に別れを告げた。彼がいることを知りながら、あたしは家を出た。 名前を呼ぶ声が聞こえた。あたしはそれに振り返りもせず、彼に背を向け続けた。 別れの言葉一つなく、あたしたちは二人の生活に別れを告げた。 気のせいであればいい。 あたしは、この背に、ただずっと、あの人の視線を、感じていた。 「ようやっと、地に根を下ろすことができたのぅ……」 瞬き一つせず、あたしは総隊長を暫し見た。そしてぎゅうときつく眼を閉じ、唇を かみ締め、あの日のことを思い巡らす。 迷いは、ない。 あの別れを選ぶまで、あたしは迷い続けた。ずっとずっと迷った。そして出した結論 だったのに、背中が感じた別れに、あたしは今度は彷徨ったのだ。 その背が感じたものを、滅してくれるものを求めて。 きっとずっと囚われ続けてきた。あたしの迷いとはきっとそれなんだろう。 自らは気づかない、恐ろしく深い場所にある、迷い。 それが晴れたと言うのなら、あたしは。 「日番谷、『隊長』から、総隊長に、報告があると思いますが」 「ぅん?」 「十番隊の隊章は、『百合』を、お願い致します」 彷徨った先に、自分が花咲ける場所を、ついに見つけたのだろう。 「そうか……百合、か」 視線がやわらぐ。そして、再びあたしを見る顔はとても嬉しげなものになる。 「松本」 「はい」 「迷い無き者は強い。日番谷を信じ、お前はお前らしい道を行くがいい」 「――はい!」
十番隊が新しく編成されたのは、それからまもなくのこと。 『日番谷の天才児』とあだ名される少年は、隣に立つあたしを見て、不敵に片眉を少し上げた。
オワリ。
思文さん、あまり総隊長出張ってるようで出張ってなくてスミマセン!
き あ ぬ
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