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2001年09月18日(火) ■ |
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道化模様。 |
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今日はやたらと言葉のナイフに刺され傷つけられる日でした。刺されるって言うよりもかすめて切り傷がつくっていう、そんな感じなのでしょうか。先週から火曜の授業ではピーマンをモチーフに粘土でリアルピーマン作ってるんですよ。今日も機嫌よく粘土をこねてピーマンをこう…肉付けしていったわけですね。一日中同じ授業で、一日六時間なのですが、一時間目に先生に言われた一言。この一言が後から後からじわじわ効いてきたね。 「あなたのはなんでそんなにダラダラしてるのかなぁ…。ナマコって知ってる?あれみたいだよね。」ナマコぐらい知ってますよ失礼な。ってね、そんなことはどうでもいいですよ。ナマコって何よナマコって。はっきりいって後の授業中この「ナマコ」に支配されてました。頭の中ナマコでいっぱい。「誇張してもいいから、ピーマンらしいものを」とか「劇的なピーマン」とか言ってたからさものすごく「ピーマン」を意識して肉付けしなおした。四時間目にはヘタまで作り上げてくっつけた。 その日は他の大学か仕事か何か知らないが、用があるとかで四時間目が終わる頃に帰っていくことになった先生。去り際に一言。「ナマコの上にヒトデが乗ってるね。」…これはいじめでしょうか(半泣)おもわず「もういいよ、ナマコで」とか言ってしまうぐらい脱力したね(笑)他の友人が「臼歯」とか「カボチャ」とか何とか言い合ったり、先生に言われたりして落ち込んでいたが。「ナマコ」はさすがに私だけ。私にいわせれば「カボチャ」や「臼歯」は誉め言葉だね!!「ナマコ」って何さ…。しかもヒトデ乗ってる。
言われたその時は私も笑ってられたんだけどね〜…、言葉のナイフでかすめて出来た小さな傷が、ちょっとずつ痒くなってきちゃってさ。時々自分で「どうせナマコ」とか言いながら出来た傷を掻き毟ってしまいました。あ〜痒い。母にこの話をしたら大笑いに笑われてしまい。もうなんていうの?私としても「おかしいこと」という認識になりつつあります。ていうかピエロな私、笑わせるのでなく笑われている。…ナマコ(笑)でも基本的に、美味しい話はネタにしないではいられない。私の悲しいサガなのでした(泪)
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