uchie◎BASSMAN’s life

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2003年09月12日(金)
■I am Samを3回見る

“I am Sam”をレンタル店に返すまでに3回見た。短期間に3回も見て面白い映画はなかなかない。
以前“バッファロー'66”は映画館で1回見て、仕事(レンタル用のマスター作成)で3回見て、家でもビデオで見ている。
でもレンタルで3回見たのは初めてだな。
好きになると細部まで見えてくる。1カット1カットの色の具合や台詞の駈け引きなど。
“I am Sam”は一見主婦やOLにウケそうな単純なお涙頂戴ものに思われがちだが、実は結構緻密に作られている。
モチーフとしてちりばめられたビートルズネタや絵本の話などが絡み合ってくるので、構造を把握していなければこの映画のテーマは見えてこない。

それになんといっても映画の世界像に入り浸っているのがまた楽しい。登場人物のキャラクターがとてもいいのだ。
サムは7歳なみのIQだが、ある意味彼は純粋ですばらしい人物なのである。そして彼の友人達“ハイ・ファイブ”も憎めない存在だ。