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題名に、「日記と言うよりメモ」の言葉が含まれた場合は、 母の様子や入院等についての内容が書かれています。 ここに、ガンのコトが少し書いてあります。


2002年04月25日(木) 日記と言うよりメモ(主治医と面談・母の病状と今後の治療)

部屋に通されると、主治医が
もう痛みを取ってあげましょう、できるだけ苦痛を取ろう
そいう治療に専念しましょう。
そう切り出した。

腸閉塞を起こしかけていると思います。
下へ流れないので、このままだと上から出すことになります。

上から?

鼻からチューブを入れ、胃や腸にたまったものを出すことになります。

鼻から・・・。お腹とかないんですか?

ないことはないですが、お腹に管を通す時、そこにガンがあった時は
大出血する事になり、非常に危険です。

・・・

食事は一切出来ません。水分もですから、薬も点滴に切り替えますが、
抗がん剤が飲み薬しかないものがあるので、それは利用できなくなります。

一切口から物が入れられないってことですね。
それは延命措置ではないですか?
父がようやく口を開いた。

違います。腸閉塞の治療です。

お医者さんが言う「治療」とは、「死なせないこと」
なんじゃないかと思った一言だった。

点滴で、ブドウ糖でも何でも入れるので栄養などは大丈夫でしょう。

色々説明があって、1時間半程度話したが
今はまだショックを強く受けたことしか思い出せない。


食べることも飲むことも禁止され、
点滴で生きるための栄養を送りこまれ
胃や腸の内容物を鼻からのチューブで出される。
それでも生きてれば良いと
母を見て思えるのだろうか。


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