みかんのつぶつぶ
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街路樹に若葉がもくもくと茂り、そこらじゅうの枝葉には花が咲く。5月は、そこかしこにキラキラとした命が息づいてる。 息苦しい感覚に襲われて、その煌めいている陽射しとうらはらに、心が重く重く底が重く重くなり、「死にたい」という気持ちになった。
ときどき、何もかもいいやと、物ぐさな顔を出す自分に負ける。 明日でいいやとか、あとでやるとか、そんな余裕をつくりだしては、自分を甘やかす癖。
自分で自分を甘やかさないと、だれにも甘えることができないから、私はきっとこの人生が終わるまで、心の底から相手に甘えることはないだろう。 いつもどこかに遠慮があったり強きで弱さを隠し、打たれることで自分を防御することを繰りかえし、人をよせつけない。
あなたの言うことは筋道が通っているから、相手を怒らせるといわれる。 筋道が通っていることになぜ腹を立てるのかが不思議だと、私は思う。 まあ、相手を怒らせてしまう私が、まだまだ未熟だということか。
フーテンの寅さんを見ていると安心する。 寅さんの発言はごもっともだと感心しきりなのだ。 あんなふうに生きていられたら気楽だろうけれど、その性格が邪魔してどうにもならない自分に苦労するのだろうね。
最近、迷惑メールが多い。普通に名前入りで「ありがとうございました」とか「お元気ですか」という題名で送ってくる。見慣れない名前なので即削除だが、なぜこんなに多いのかが不思議だ。
今日は、頭がやたら重い。
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