みかんのつぶつぶ
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2004年02月12日(木) 月に吠える



淡々と一日を過ごし、黙々と入院の準備をしたんだった。
悲しいことなんてないんだからという日常を送ることが、
言葉にならない私からの励ましだった。


でも、
たまらなくなって夜中に泣いたんだ。やっぱり悲しくて。
静かに静かに眠るその吐息が、あまりにも切なくて。


キミは、キミの人生は、幸せだったのだろうか?
夜空に浮かぶ満月はいつも問いかけの扉。
あの頃からいつも、月に遠吠えをくりかえしくりかえしくりかえし。


人はやっぱり、独りでこの世に出てきて独りで去ってゆくものなんだね。


みかん |MAIL

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