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みかんのつぶつぶ DiaryINDEX|past|will
![]() カサコソと、落ち葉転がる道を歩む季節となった。 本当に、季節は誰にでもどんな時にでも平等に変化するものだと感心する。 10年後、彼の歳を超えた時、 私は何を想うのだろう。 27年後、父の歳を超えても元気だった時、 私にはどんな出来事が起きているのだろうか。 青々としていた街路樹が、深く深く紅い色になるように、 私は、いつ舞い落ちてもいいような、そんな人生を歩んでいることを願い、 空ゆく雲へ、祈りと感謝を込めて、そっと見上げる。 お父さん、 あなたの生まれた日は、とてもとても悲しく深い季節ですね。 お父さん、 お父さん。
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