みかんのつぶつぶ
DiaryINDEXpastwill


2002年12月29日(日) 紅い記憶

昨日の日記に一昨年の冬と書いたが、あれは去年の一月のことだったと気づき、少々うろたえている自分がいることに戸惑う。記憶とは、消えるそばからまた記憶し、記憶されたそばから過去を後ろへ遠ざける処理をするんだ。そうなんだ。

夕日の沈む一瞬は、命が消える瞬間と似ている。
絞り込まれた光りは、紅く切なく空を染めて。
今日という日を終わらせるための儀式のようだね。


みかん |MAIL

My追加