みかんのつぶつぶ
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とっても疲れました…(T_T) ひどいショックを受けて、彼にはとても気の毒なことをしたと思っています。
がんセンターへは予定より一時間もはやく到着。 しかし、受付がやたらと時間がかかったので、良かったのかも知れません。が、 10時予約のはずが、なんと診察室へ呼ばれたのは11時過ぎ。 待っている間、だんだんと元気がなくなってくるし、 どうしようかと思っちゃった(汗
担当のN先生は、40代後半くらいの感じ。 じっくりと話しを聞いて、会話をするタイプの先生で。 まぁ、話しの内容は非常に厳しいものでしたが・・・。
骨・軟部腫瘍科の先生とも検討した結果、 効果の期待できそうな抗癌剤がみつかったという事で、 治療を引き受けようと思ったとおっしゃっていた。
彼は、てっきり放射線科での受診で、 放射線治療を受ける為に受診をすると思いこんでいたため、 寝耳に水状態。 しかも転院をしなくてはいけないとなると、 とたんに汗をかきはじめて、抵抗しはじめた。
だけど結局は、効果のある治療は抗癌剤である、という理由をしぶしぶながらも納得していた。
帰り道、ぼやきながらトボトボと電車にゆられて病院に戻った。 ベッドの上では、涙ぐんでいる様子だった。
「話しを聞くたびに悪い方向へばかりいく」
わかるよ、気持ち(T_T) 私だって、悪い方向へ考えすぎだろうと思う以上に 現実的に悲惨な話しを聞かされてきたんだもの(泣) でもね、徹底的にやってみよう。 このまま手をこまねいて時を待つのは、やっぱり後悔すると思う。 抗癌剤の副作用は、そりゃあ想像以上に苦しみを持ってくるだろうけれど、 でも、病いと闘おう。 決めたんだ、闘う苦労をしようと…
負けないよね、病気に。 くじけないよね、抗癌剤に。 そう信じて、決めたんだから。
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