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蒸し暑い8月のとある日のこと。 昼下がりに、私はパソコンに向かってキーを叩いていて、 ぽあぽあは、窓辺に並んで気持ち良さそうに、 スヤスヤお昼寝してました。 2ワンとも、私の視界に入る場所で仲良く並んで眠っていたし、 それまでも特に何も問題無く、平和そのものだったのだけど、 それを切り裂くように、急に突然、バタン!バタン!バタン!、 と3回ぐらい続けて倒れるような不自然な音が聞こえたので、 何事かとすぐに様子を確かめたら、ぽっくんが大ピンチ!! ぽっくんの下半身に何かしらの異常が起きたようで、 後ろ足の力が全く入らなくて、何度立とうとしても、 すぐに横にバタンって倒れてしまうのです。 もう私の頭の中は、パニック寸前。 すぐに『ヘルニア』という四文字が頭を過ぎりました。 明らかに痛そうにしているし、表情も不安そうな顔。 すぐにでも動物病院に連れて行こうと思ったのだけど、 午後の診察までまだ4時間もあるし、 とにかくずっと横について背中をさすってあげました。 私がしっかりしなきゃいけないのに、 もう半泣き状態で背中をさすってたのだけど、 その数分後、急に何事も無かったかのように、 スッと普通に立ってテコテコと歩き出したぽっくん。 全く痛そうな素振りも見せないし、 いつも通り、身軽にジャンプもするし・・・。 ん?単に足が痺れていただけだったのか!? ホント、たった数分の出来事だったのだけど、 その間、私の思考回路は、 次々に色んな想像を最大限に膨らましてしまい、 不安に駆られ、それはそれは長く感じました。 その後も、お蔭様で全く異常ナシ◎。 何も問題無くて、ホント良かったけれど、 ヘルニア発症の初期症状ってことも考えうるから、 これから気をつけて観察しなきゃです。
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