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これがそのロックハート城。 記念撮影には、もってこいの場所。 そう。悪夢はまさにこの場所で起きてしまったのです。 ロックハート城をバックに、 記念撮影をしようと周りを見渡すと、 丁度イイ場所に腰の高さぐらいの樽が♪ これにワンズを乗せて写真を撮ろうと言うことになり、 まずは、こてこなを樽の上に乗せて撮影大会。 じゃ次は、ぽあぽあの番ね〜♪って、 その樽の上にぽあぽあを乗せて、 お城をバックにシャッターを切ろうとした、その瞬間! ぽっくんが、その樽の上から、 勢いよく地面に飛び降りてしまったんです。 こてこなの写真を撮ってる間も、 こなちゃんと遊びたくて仕方ないぽっくんは、 樽の下でぴょんぴょん跳ねてたし、 きっとこなちゃんと戯れたい一心だったんでしょう。 思いっきりダイブしてしまったんです。 固いコンクリートの上だったので、 一瞬、ヒヤリとしたものの、平気そうだったので、 「写真撮ってから、後で思う存分遊ぼうねー」 ってもう一度ぽっくんを樽の上に乗せたのだけど、 んん?ぽっくんの様子がどうもおかしい。 背中が"く"の字に曲がってて、ちゃんと立てない様子。 とっさに抱き上げて確認すると、 右の後足が見たこともない方向に折れ曲がって、 ブラーンと力無く垂れ下がってるんです。 「ほ、骨が折れた!?」一同大騒ぎ。 そして、目を見開き、口を半開きにしたまま、 痙攣し始めるぽすくん。 明らかに尋常じゃないこの状態に、私の頭はパニック。 こてこな家も、突然のこの事態にとても動揺し、 とにかく日陰に移動しようと誘導してくれたのですが、 その時、ぽっくんの口から血がたらーん…。 「な、内臓破裂!?」これはただ事じゃありません。 こてこなママが、「とにかく病院に行こう!」と、 駐車場へ誘導してくれ、 ケンヤちゃんが一足先に急いでフロントへ行き、 近くの動物病院を探してくれました。 しかし、こんな山奥の辺鄙な田舎で、 お盆休み中に営業しているような動物病院なんて、 そうそう簡単に見付かるものでもなく…。 何も出来ないまま、時間だけが無常に過ぎていき、 私はもう本当に顔面蒼白になってしまいました。 こんなことになったすべての責任は私にあるので、 軽率だったと、物凄く後悔したし、反省しました。 そんな痙攣している状態でも、 まだこなちゃんにヘコろうとするぽっくん。 (物凄い執着心) なので、ぽっくんだけ車内へ隔離することに。 ごめんね、ぽすくん。私の所為でこんな事に…。 嘘であって欲しい。悪い夢であって欲しい。 神様、どうかぽすくんを救ってください。 …どれぐらい待ったでしょうか。 車内から、旦那様とぽっくんが外に出てきました。 その姿を見て、私もこてこなママもビックリ。 ぽっくんってば、ケロリとした表情で、 嬉しそうに私達の元へ駆け寄って来るではありませんか。 足取りも軽やかで、いつも通りの正常な走り方。 さっきまでのが夢なのか、今の光景が妄想なのか、 一瞬判断できませんでした。 自分の目を疑ったけれど、でも痙攣も治まってるし、 口の出血も止まってるし、後ろ足もしっかりしてる。 どうやら飛び降りた衝撃で、唇を切っただけだったみたい。 後ろ足は、一時的にショック状態だったようです。 よよよ、よかったぁー。(涙涙涙) 本当に本当にホッとしました。 ケンヤちゃんが、「隣の市まで探したんだけど全滅だった」 って真っ青な顔して走って戻ってきたのだけど、 元気そうに走り回ってるぽっくんを見て拍子抜けしてました。 (本当にご迷惑掛けちゃってすみませんでした) そして、こなちゃんとの戯れタイムが中断されたぽっくんは、 それを取り戻すかの如く、さっきまでがまるで嘘のように 元気いっぱい更にパワーアップしてヘコりまくり〜!? 無敵ぽす男、完・全・復・活です☆ あーもう、本当に心臓が止まるかと思いました。 私の寿命、あれで確実に減りましたね。 奇跡なのかな。護られているのかな。 とにかく、心からありがとう…。
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