小中高に分かれた保護者会も一通り終わり本格的な日常が始まりました。子供のいる生活と言うのは子供の成長とともに生活習慣が変わっていくものです。毎年この時期は、そうした新しい習慣に時に失敗しながら円滑な日常を模索する時期でもあります。そんなわけで、2007年度版日常も少しずつ完成しつつあるきょうこの頃です。さて、そんな日常に降って沸いた非日常の一コマのお話です。パパと車に乗って買い物に行く途中前を走っていた軽ワゴン車が左ウイカーを出してドラックストアに入ったかと思ったら、ハンドルを早く切りすぎて左前輪が歩道の縁石を乗り越え、車体が直接縁石に乗っかってしまったんですもちろん動けなくなってしまいました。パパ「助けてあげる?」 私「運転してるのお爺さんだわ」パパ「じゃ、助けてあげる?」 私「・・・うん」車をドラックストアの駐車場に止めてその軽ワゴンに近づくと、運転席から降りてきたのは、ヨボヨボと歩くお爺さん。その様子があまりに頼りなくて、二人でなんとかするしかないと判断。パパが持ち上げて、私が車をバックさせることにしました。お爺さんに私が運転する許可を貰い、さっそく運転席へ。マニュアル車でした。私の乗っている車もマニュアル車なのでさほど動揺はなかったはずなのですが、やっぱり、ちょっと興奮していたんでしょうね。クラッチがどれかわかんなくなっちゃったんですよ。(^^;)心の中でA(アクセル)B(ブレーキ)C(クラッチ)と呟きながらCを踏むと、エンジン音がブ〜ンと高くなるわけです。「あれ、これは明らかにアクセル・・・」そうです。左からABCっていっちゃったんです。で、その間違いに気づけないんです(^^;)じゃ、隣のペタルを踏んでギアを入れようとするとギギギィィィ!!!・・・・・入らない。当たり前です。ブレーキペタルですから。ここで、冷静なら、論理的にも、もう一つのペタルがクラッチだとわかるはずなんですが、舞い上がってたんですねぇ。最後の一つは、もし間違ってアクセルだったら怪我人がでるかもしれないと思ってしまって踏めないんですよ。どうしてもギアをバックに入れることができなくてあたふたしていたら、助手席側の窓から後から助けに入ってくれたらしい、見知らぬ男性が私に「ギアをバックに入れてください」って言うんです。私、きっとその時、すっごく困った顔したんでしょうねぇ。でもって、私がオートマ車しか運転しない人だと思ったかもしれません。「まずクラッチを踏んで・・・」って説明し始めたんです。私、思わず言っちゃいました。「それはわかっているんですけど、クラッチがどこかわからなくなっちゃって・・・」「一番、左です!」!!!!!!!やっと、ギアをバックに入れることができて外の持ち上げる人達と呼吸を合わせてクラッチをつなげて、動かす段階になったんですがふと、周りを見たら、大勢の野次馬が群がってるんですよ。ゲゲゲ!これは、間違いなく事故ったのは私だと思われてる!頭の中が沸騰しそうな思いで、車を動かすと慌てて、車を降りたんですが案の定、私に注がれる好奇の視線。たまらず、叫びました「私の車じゃありませんから〜!」でも、そこに立ち止まっていた人ばかりじゃないですからね。 きっと、私が事故ったと思い込んで、「ドジな奴だなぁ」と思って通り過ぎていった人も多かったんだろうなぁ。いや、確かにかなりドジではあったんですけどね・・・il||li _| ̄|○ il||li