りとるのひとりごと。
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2023年07月29日(土) 一生忘れる事のない今日。

自分の運命を呪い、毎日のように涙を流している。

呪ったところで、泣いたところで何かが変わるわけではないけど。

まともな結婚生活も出来ず、子育てもろくに出来ず、
子どもに普通では考えられない苦労をさせてしまった。

男の子として産み育てた子どもは、今日女の子になった。

戸籍はまだ男性のままだが、これも年内に変える。

ダンナが決めた名前も変える。

子どもは生まれ変わったのだ。

親として精一杯の事をしてきたつもりだし、
ひたすらに子どもの幸せを祈っている。

私自身の幸せなど、はなから希望を持っていない。

むしろ苦しんで死ぬのかもとすら思う。

夫の死を予感せず、子どもに苦しい思いをさせ、
私に何の価値があるというのか。

毎日苦しい。

突然滝のように涙が溢れて制御がきかない。

でも自分で命を断つ事だけはできない。

これからも苦しんでのたうち回って生きていくしかない。

外では笑顔を振りまいて、何の悩みも無いように振る舞って。

誰も気づかない。

誰も気に留めない。

それが私。


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