りとるのひとりごと。
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2021年03月01日(月) |
21年という月日に呆然とする。 |
録画したドラマを観ていた。
主人公の回想で、電話で妻の死を知らされ倒れるシーンがあった。
そしてそれがトラウマになってしまう。
ドラマの主人公は、妻を亡くしてまだ3年くらいしか経ってない。
が、それを観ていた私も引きずられるように思い出し、 発作が起きかけてしまった。
電話で受けた夫の死。
もしもし、落ち着いて聞いて…という出だしまでドラマと 同じだったせいか、完全にフラッシュバックが起きた。
呼吸が苦しくなり頭がぼうっとして、身体が鉛のように ズシンと重たくなった。
涙が滝のように出てどんどん流れていく。
もう21年も経っているのに。
まだ駄目だ。
もう駄目だ。
一生こんなんかな。
もう壊れてるな、私。
二度ともとに戻らない気がする。
21年も経っていると思えない、その時のリアルな状態。
まるで昨日のことのようだ。
傷が深過ぎるとこんな感じなんだなあ。
涙が止まったら虚脱感が押し寄せてきた。
もう何もかもが無でしかない。
きっとドラマの主人公は3年くらいで立ち直るんだろうな。
現実はそうじゃない。
立ち直る人も多くいるとは思うけど、 少なくとも私は駄目みたい。
夫を愛していたとか、そういうんじゃない。
もっと別の衝撃があった。
2時間ほど経った今、頭痛と疲労感に襲われつつ…。 とりあえずアウトプットしなくてはと思いここに来た。
それでも1人で立っていなくちゃならないんだ。
親としてもしっかりしないといけないし。
社会人としてもしっかり成果を上げなくては。
…でも心のひび割れはなおらない。
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