りとるのひとりごと。
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2019年05月10日(金) 今思えば普通の家庭ではなかった

色々参っている。

こんな時猫がいると気持ちが少し和らぐのだけど…。
動画で我慢するしかない。
そもそもペットは裕福でないとね…。

私は親失格だと思っているが、
考えてみれば、自分の両親もなかなかの「毒親」だと思う。

当人に言えば全力で否定してくるだろうけど。

子供の頃は、名作と言われる文学全集は
ずらっと買い揃えられて読むよう言われていたが、
漫画は読むのも買うのも禁止だった。

同情した親戚の人がこっそり買ってくれて、
その漫画はボロボロになるまで読んだものだ。

テレビも基本的禁止。
見て良いのは宿題が終わって夜7時から8時まで。
が、これも野球中継があればそちらが優先。
なので野球は反吐が出るほど嫌いだった。

見て良いのは健全なアニメ。
ドラえもんとか、名作アニメとか。
ドリフなんてもってのほかだった。

漫画を描くのが好きで、ノートによく描いていたのだが、
母にはくだらないと一蹴された。

叔父がよく、せっかく得意な事なのに叱るなんてと
母に注意していた。自分なら子どもの得意な事を伸ばしてあげたいと。

だが母は一言「漫画なんてくだらない」

私は無言でやり取りを聞いているだけだった。

父は育児を一切しないので、よく母を罵倒していた。

お前がちゃんとしつけしないからだぞ!
誰のおかげで飯が食えると思ってるんだ!

まあ、昭和の悪しき父親そのものだったわけだ。

父の愛人に母と私がどれほど振り回されたか。

その女は父と再婚して間もなく癌で苦しみながら死んでいったらしい。

それでも私はその女を許すことはできない。


今は母と同居しているが、上手くいっていない。

母は堂々と私の息子に「私とあなたのお母さんは合わないのよ」と
言う人だ。この時はデリカシーの無い母を恨んだものだ。

母にイライラするので、母も私にイライラしている。
息子はその板挟みになっているかもしれず、申し訳ないと思う。

母がせん妄になった時、私は暴言を吐かれ心が折れた。
母はその記憶が一切ない。なのでタチが悪い。

先は長くない、最近の母の口癖だ。

呪詛のように聞こえる。

その時が来たら私はどうなるのか。
想像がつかない。


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