りとるのひとりごと。
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ダンナが余りにあっけなく死んでしまったので、 死とは何と身近にあるものかと思ったが、 今年の夏は殺人的な暑さで、恐怖や身の危険を 感じてしまうほどだ。
私も去年の秋に死にかけて、生きることの有り難みを 痛感し、以来死にたいとは思わないのだが、 消えたいとか、自分はこの世に存在する価値は 果たしてあるのかとかはついつい考えてしまう。
メンタルの弱さは親に似たなと思うのだが、 何かにつけて親は、私の事を「強い」と言う。
どこがだよ………と思うのだけど。
年下の上司にちょっときつく注意されただけで トイレで泣いてしまうんだからなあ。
女の人にキツくされるのとは訳が違う。
男性の怒鳴り声とか、本当にダメだ。
遠くから聞こえるだけで心臓がギュッと縮む思いがする。
幼少期から、両親の喧嘩を見て恐怖を感じていたのが 少なからず影響を及ぼしていると思う。
父が母を大声で罵倒し、母も大泣きしながら必死で応戦するも、 結局父に言い負かされて真っ暗な部屋で泣いてた母。
私は止めに入るでもなく、助けを呼びに行くわけでもなく、 どちらかの味方になって参戦するわけでもなく、 本当にただの傍観者だった、
恐怖で立ち入ることが出来なかったといえばそれまでだ。
夫婦が長続きするのって、案外大変なんだな。
私の場合は有無を言わさず強制終了みたいなもんだが。
ただただ、幸せになりたいだけなのだ。
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