りとるのひとりごと。
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2018年06月22日(金) 私の見る目がなかっただけ

先日、30年ぶりの同窓会に出た。

さすがに30年もたっていると、先生はみんな白髪のおじいちゃんだし、
同級生も、特に男子は頭がツルツルだったりお腹が出ていたりで
誰だか分からない人も少なくなかった。

遠方からは、私の唯一の異性の友人が来てくれたが、
彼もしっかり太って貫禄が多少なりともついていた。

そりゃみんな子供がいるしね。


で、同級生だけで200人くらいいて、会場はカオスな状態だったのだが、
私が当時好きだった男子がいた。

当時、散々私を誘惑しておいて、落ちた途端に手のひら返しで
無視をするようになった最低野郎なんだが、
30年も経ってるし、久しぶりとか何とか言ってくれるかなと
ドキドキして近づいた。

私が明らかに視界に入っていると思われるのに、
彼は逃げるように去っていった。

私も唖然として追いかけることすら出来なかった。

当時を知る友人は、相変わらず酷い奴と言ってフォローしてくれたが、
私は自分がまだしっかり吹っ切れていない事を思い知って愕然とした。

30年経ってるのに。

きっと彼が一言声をかけてくれただけでも違っていたと思う。

これでまた、しっかり吹っ切れずモヤモヤしたまま生きていくのだ。

あんなに仲が良かったのに、人間関係って難しい。
特に男女の仲は。


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