りとるのひとりごと。
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中学時代の先輩であり、職場仲間である友人が 癌で闘病中・・・という話は以前書いた。
10日ほど前からメールしても返事が来ず、 気になって気になって仕方なかったので、思い切って 病室を訪ねてみた。
彼女は個室に移っていた。
どうやって入っていいかわからず、看護婦さんに、 中にいるはずの彼女のお母さんを呼び出してもらった。
お母さんは私を見て震える声で、 「ありがとう、よく来てくれました・・。 中に入って・・。驚かないでね・・」と、 私を中に入れてくださった。
私の知っている彼女はそこにいなかった。
ベッドにくの字になって横たわる彼女は、 骨と皮だけになり、手足は赤黒く、顔は血の気が全く無かった。
目を開いているのだが、焦点が定まっていない。
口を開いているのだが、苦しい吐息しか聞こえない。
髪は抜け落ちているためか、タオルで頭を巻かれていた。
意識が混濁していて、話すこともできない。
目の前の現実がとても信じられなかった。
9月に会ったよね、小一時間話できたよね。 先月までメールしてたよね・・?!
起きることも出来ない彼女の携帯の電源は切られており、 いくらメールしても返事が来ないのは当然だった。
時折足を動かしたり、目を見開いたりするので、 私が来たことが分かってくれたのだろうか・・。
呆然として彼女に近寄ることも、声をかけることすら できなかった私。
お母さんの話を聞いていても、どこか非現実の世界にいるようで、 訳が分からなくなった。
神様って本当に残酷だ。
っていうより、神様なんていないんだ、きっと。
頑張って仕事して、これから結婚して子供産んで・・・って、 幸せな未来があるはずの彼女を数ヶ月も苦しめて、 いったい何なんだろう?!
どうなってるの?!
ショックが大きすぎて、彼女のくの字になった姿が 頭から片時も離れない。
1パーセントでも回復する可能性があるなら、 私はそれを信じたい。奇跡を信じたい。
毎日祈ること。それしか私にはできない。
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