りとるのひとりごと。
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2002年07月27日(土) 骨壺の中

いよいよお盆が近づいてきたなあ・・。
って、まだ半月あとか(笑)

ダンナが死んで3度目のお盆。

ダンナはまだお墓がないので、遺骨はそのまま実家の仏壇にある。

一度、衝動にかられて見たことがある。
まだ息子がお腹にいた頃だった。

白い布を取り、桐の箱を開け、骨壺の蓋を開けてみた。

白いかけらがぎっしり詰まっていた。

ダンナはまだ若かった事もあり、骨はほとんど焼け残ったそうだ。

それは綺麗な遺骨だったという。

私は胎教に悪いということでダンナの骨は拾わなかった。
荼毘に付されるダンナを乗せた霊柩車を見送っただけで斎場に残った。

骨壺の一番上には頭蓋骨らしき骨が入れてあった。

恐る恐る手に取り、裏返してみる。

うっすら、血管らしきものがついていてゾッとした。

まさか私がダンナの頭蓋骨の裏側を見られることになろうとは。

私、今何を手に持っているんだろう、と不思議で仕方なかった。

他にも細長い骨、三角のような骨と、いろいろな形の骨が入っていた。

人の骨ってこうなんだ・・・。

おばあちゃんの骨を拾ったときは怖くてまじまじ見なかったけど。
それにおばあちゃんの骨は小さくか細く、骨らしくなかった。

ダンナの骨はどっしりしっかりしていた。

骨壺の蓋を閉め、元通りにして仏壇にもどした。

遺影のダンナが微笑みかけていた。

そんな優しい顔でこっちを見ないでよ。

そして泣いた。

お腹の中で息子が動いた。


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