りとるのひとりごと。
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2002年06月10日(月) 枕を涙で濡らす日々

いよいよ梅雨が近づいてきた。

空が涙を流し続ける。

時に大粒の涙。時に霧のような涙。

私も毎晩涙を流す。

スヤスヤ寝ている息子の隣に横になり、布団を被る。

涙が出てきて、枕を包んでいるバスタオルがいつも濡れる。


ダンナへの愛情があるとかないとか、そういう次元ではなくなった。

ダンナが死んだ時を見ていた訳じゃないのに、その現場が
ありありと浮かんでくる。

なぜ死んだの?!

いまだに分からぬダンナの気持ち。

分かってるつもりだったのに、実は全然分かっちゃいなかった。
バカは私。


霊柩車を追いかけて道路で泣き崩れた時を思い出す。

仏前に置かれた花をメチャクチャに引きちぎったのを思い出す。

飲まず食わずで、それでもお腹の中で息子が元気に動いたのを思い出す。

血の付いたダンナの遺品を手にして身震いしたのを思い出す。

ダンナの死を知らせる電話の音を思い出す。

真夜中に棺が実家に戻り、家族の泣き叫ぶ声が近所中響いたのを思い出す。

毎日毎日泣いていたのを思い出す。

・・・・・・・・・・。

バカな私。

思い出さなくても良いことばかり思いだして。

進歩のない私。

楽しい思い出も悲しい思い出もすべて涙に通じている。

もう泣くのは嫌。





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