りとるのひとりごと。
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| 2002年03月20日(水) |
ただ傍にいてくれれば良い存在 |
昨日、19歳で息を引き取った愛猫モコ。
私の高校合格のお祝いに、我が家の家族となった。
両手にすっぽり収まる小ささだった。
手に取ると小刻みに震えていたのを覚えている。
実家がいろいろゴタゴタして、家族の精神的苦痛がピークに 達したときも、モコは私たちのことをじっと見守っていた。
母が家を出て、弟も遠方の大学に行くため家を出て、父と二人で 生活していたときも、モコは私を見守っていた。
私が辛く苦しいとき、モコはそっと私の傍に来て、何喰わぬ顔で 丸まって眠った。 それがどんなに心安らいだか・・。
結婚して家を出て、たった2ヶ月だがダンナとモコと暮らした。
しかし転勤で遠くに行くことになり、モコは一人暮らしの母の元へ。
そして昨年末の引っ越しで、ここに来たのだった。
あちこち引っ越ししても文句一つ言わなかった。 猫によっては抗議としてあちこちにフンをしたりするらしいが。
息子がしっぽを力づくで引っ張っても、毛を掴んで持ち上げても、 ささっと逃げていくだけだった。 大人なら噛みついたり引っ掻いたりしただろうが、息子には決して 危害を加えなかった。賢い猫だった。
モコが死んだ日の朝、私はモコの夢を見た。
モコを抱き上げるのだが、ぬいぐるみみたいに手足が固定されている。
へんなの〜って思った。
夢だからまともに考えなかった。
モコは眠るように息を引き取った。 安らかな死に顔でホッとした。 母は固くなったモコの身体を撫でながら涙をボロボロ流した。
「ありがとう、今までありがとうね」・・そう言いながら。
その日のうちに火葬場へ。
私が大事にしている寄せ植えの花をたくさん摘んで、モコのまわりに 敷き詰めた。
ありがとう。大好きなモコ。
忘れないよ。
本当にありがとう。
ゆっくり休んでいいからね。
あの世でダンナに会ったらよろしくね・・。
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