闇の底に...Cuckoo

 

 

足りない物 - 2003年10月03日(金)

夢を売るおじさんが
ボクには売れないって言ったよ
どうしてかな
ボクは
夢を見る資格が無いのかな
おじさんは言ったんだ
『夢は見たい人が見るんだよ』
そうだった
ボクは夢なんて見たくない





淋しいという気持ちは
楽しいとか嬉しいとか幸せとか
そんな気持ちを知っているから。
きっとアタシもいっぱい知っている
どこで道を間違えたのかな
最初からかな
途中からかな
実は今も
幸せなのかな?

『お前を自分の物にしたい』
『誰にも奪われたくない』

小さく小さく言った声を
アタシは聞こえない振りをした
まだ二十歳の彼には
アタシの背負った物を理解できないだろう
勝手にそう決め付けているけどもしかしたら
意外と大人なのかもしれない
触れる手が優しかったり
見つめる目が苦しそうだったり
そんな姿を見るたびに
嬉しいより哀しくなるのはどうしてだろう
心半分
遠くに置き去りにしているせいかもしれない。


幸せな振りしてみたり
楽しい振りしてみたり
けど本当に見せたい笑顔は
もう取り戻せないのかな

逢いたいと言う言葉とか
大好きという言葉とか
言ってはみるけど本当は
誰に一番言いたいのかな


どうでもいい事ばかり集めて
どうでもいい言葉ばかり言って
どうでもいい生き方してる訳では無いけど
どうしても
何かが足りない




何が足りない?



       水鳥。


...




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