波のように - 2002年02月12日(火) 引いて戻る波のように 感情の波に揺られながら・・ 嬉しいと思った瞬間 ふいに悲しくなる いとおしいと思った瞬間 手に入らないコトを思い知る 信じてみようとした瞬間に 裏切られたような そんな そんな苦しい気持ち。 破壊を求めるのは 怒りを体に溜め込むのは 誰もを信じれないのは 涙を見せれないのは それは生まれついたものじゃない いつの間にか蓄積する不信感 誰かを求め 誰かを憎み 真実を求め 知って苦しむ 世の中矛盾だらけで でも一番の矛盾は 心の中にあるのかもしれない こんな矛盾だらけなアタシは 嫌いですか? アナタがただ好きなだけなのに アナタをただ信じたいだけなのに アナタとただ下らない話しをしたいだけ 一人がいいと思ってた 一人が楽だと思ってた それは今でも変わらない また苦しむくらいなら 一人が楽 でも 一人の夜は悲しすぎる 声が聞きたいだけの夜 声が聞きたいだけの朝 それでも一人だと思い知る。 時々ふと 朝鳴る電話の音が アタシをドキドキさせる 『起きたかぁ』 そんな一言で幸せな気分になれる 単純な自分 なのにそれは継続しない 何時間かするとそれはもう 随分前の過去の声 そういえばさ 前にあったのはいつだったろう もう記憶の片隅 辛い事も悲しい事も たった今起こった事のように思うのに 幸せだと感じた瞬間だけはどうして こんなに遠く感じるのだろうか どうして? こんなに こんなにも 遠く感じるのだろう 手を伸ばしても 何も無い 水鳥。 ...
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