小さな事実 残った輝くハート - 2002年01月09日(水) 他愛の無い会話から知る 小さな事実 深く傷つきながら笑う 偽物の笑顔 光る小さなハートが 心を縛り苦しめる 彼の住む町で新年会がありました。 長い時間をかけて大阪の女子大生と一緒に行き 向こうで飲んでいました。 実はね すごく大変な事があったの でもそれをココで書くと 水鳥の気持ちを書く時間と場所がなくなるから 短く説明します。 夜中の2時でした。 水鳥の好きな人が夜勤が終わる時間 丁度その時間に 一緒に飲んでいた一人の男の子が 倒れました。 どうやら急性アルコール中毒らしい。 そんなに飲んではいなかったと思ってたけど びっくりして救急車を呼ぶ事態に。 救急車には付き添いは2人 水鳥は家で待機して 夜勤明けの彼に連絡して車で来てもらいました。 点滴だけで帰宅できることになり 皆で帰りました。 その子はずっと寝てて 水鳥達は静かにトランプをしてた。 でもね さすがにみんな疲れきってたんだ だから寝ることになった。 昼の電車で水鳥と大阪の彼女は帰宅なので 駅まで彼に送ってもらう予定だった。 水鳥はなかなか寝れない人間だ。 寝付く時にはうなされるので なんとか寝ようとしていたけど寝れなかった。 夜勤明けの彼も 仕事が終わってすぐ病院なんて事になったため寝れない ずっと二人で話しをしてたんだ いろんな下らない話しをしてるうちに彼も寝てしまった。 水鳥は一人でボーっとしてた でも今寝とかなきゃって寝ようとした その頃他の2人が目を覚ましたんだ。 ある人から2人にメールが入った その話しをしてた。 水鳥はうとうとしながら でもはっきりと2人の会話が聞こえてた 『○○からメールだ』 『俺にもだ(笑)』 『正月×××(水鳥の好きな人)と逢った 内緒ね だって(笑)』 『こっちに来てたんだな ×××に逢いにきたんか』 『どうしよう・・・今一緒だって言えない・・・』 『でも内緒にすると 後から大変そう』 『どうしよう・・・』 ○○・・・ 12月17日の日記に書いた彼女の名だった。 元彼女じゃないはずだった でも 本当は 今彼女なのかもしれない だとしたらさ 水鳥が彼と逢うのをよく思わないわけだよね でもさ 彼女ならなんで逢うの知ってて あたしの彼氏と遊ばないでって そう言わないの? 二人して付き合ってないってそう言ってたけど 内緒で遠くから逢いに来るくらいだよ 仲いいほかの子には逢わずに 彼にだけ逢いに来てたんだよ なんだかショックだった 当たり前だ ショックで更に寝付けない あたしは起きた でも話は続いた 彼女達は水鳥が彼を好きなことを知らない しばらくして彼も起き上がる 多分彼女達の会話を彼も聞いていたんだろう だけど何も触れない その話題には 水鳥は彼と目を合わせれなくなった 側にいることが苦しくなった 隣で座ってる彼に そっと壁を作った そうして彼もあたしに壁を作った気がする 今回のミニオフの話しをしてる時 水鳥にクリスマスプレゼントあげてないなと彼は言ってた 水鳥はピアスが欲しいと笑って言っていた オフ前日メールが入り ピアス買ったと言っていた 水鳥はそのピアスを受け取るのが怖かった 帰りの車で 水鳥が前に座るときっと 渡される そう怯えた みんなで車に乗る時水鳥は さりげなく後ろの座席のドアを開けた なぜか他の人がこう言った 水鳥降りやすいように前に乗りなよ もう一人の彼女も駅で降りるのに なんで水鳥が前なんだろうと すこし不思議に思った え?彼女も駅降りだよ そう言ったけど強引に前になった 座った瞬間にこっそり手渡された 水鳥はそのまま受け取ってしまった。 そうして駅に着き 結局みんな降りた 切符を買い 電車を待つ その間水鳥と彼の間に会話は一つ ありがとう それだけだった。 彼女は東京方面に向かう為 水鳥は一人で電車に乗る そしてそっと 小さな袋から小さな箱を取り出す リボンを取り ふたを開けたら 小さなハートのピアスがあった。 そう 小さくぴかぴかのハートのピアス 涙が出そうだった これはもらっちゃいけない物かもしれない そう思いながら 胸に抱いた 水鳥はきっと これからもこのピアスを耳に付けれないだろう 箱を開けては じっと眺めて 又箱を閉める 辛い現実を知ったのかもしれないのに なのに このピアスがあたしの心を縛るんだろう このハートに意味は無いんだろう だけど きっともう忘れれないんだろう 馬鹿みたいに毎日毎日 この箱のふたを開けては そして閉じる まるでこの箱は アタシの心みたいだ ...
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